お悩み
- 金の読解の内容や特徴について知りたい
- 金読解のメリット・デメリットを知りたい
- 金読解はどんな方におすすめなの?
上記のようなお悩みを解決する記事になっております。
今回は大人気特急シリーズの「金の読解」をレビューしていきます。
TOEICのパート7の長文読解に特化しており、比較的珍しいタイプの教材かと思います。
この記事ではそんな金の読解のメリット・デメリットやおすすめな方について紹介していきます。
パート7が苦手で対策書をお探しの方はぜひ最後までチェックしていただけると嬉しいです。
金の読解とは?
まずは金の読解について簡単に紹介すると、TOEICのパート7に特化した問題集です。
TOEICの定番単語帳でもある金のフレーズと同じくTEX加藤さんが著者です。
教材名 | TOEIC® L&R TEST 出る問超特急 金の読解 |
ページ数 | 608ページ |
発売日 | 2024/9/6 |
料金 | 2,640円 |
金の読解の特徴
金の読解の特徴を挙げると、以下のような感じです。
金の読解の特徴
- パート7に特化した問題集
- 全部で349問という圧倒的な問題数
- 金のフレーズの見出し語をカバー
- 全問音声付き
- 実戦模試が3セット付き
やはり目に付くのが問題数の多さですね。
パート7の長文問題がこれだけ収録されている問題集はそれほど多くはないと思うので、これ1冊あればパート7対策は問題ないかと思いますよ。
金の読解の内容・構成
金の読解の内容・構成としては以下のようになっています。
金の読解の内容・構成
- Part 7 読解問題について
- 実戦問題
- 実戦模試1
- 実戦模試2
- 実戦模試3
- 金フレ例文150
それぞれどういった内容になっているのか、簡単に紹介していきますね。
Part 7 読解問題について
「Part 7 読解問題について」では、Part7に関する様々な内容が解説されており、具体的には以下の通りです。
- Part7の出題内容・構成について
- 問題の解き方
- 頻出の問題パターン
- 勉強方法
- 例題
この章を読んでおけばPart7に関してしっかり理解できるかと思いますよ。
実戦問題
「実戦問題」では、TOEICで実際に出題される問題パターンごとに問題を解いていく形になります。
問題パターンというのは、広告やチャット、メールなどといった文書の種類のことです。
実戦模試1,2,3
「実戦模試1,2,3」はその名の通り、パート7のみ模試となっています。
実際のTOEICのテストのパート7で出題される問題数54問が3セットある感じです。
金フレ例文150
「金フレ例文150」はその名の通り、金フレの例文が150個収録されています。
例文を通して、複数の単語を学習することができます。
金の読解のメリット
次に、金の読解を使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介していきます。
まずはメリットからです。
金の読解のメリット
- これ1冊でパート7の対策はバッチリ
- 長文対策と併せて単語対策もでき効率が良い
- 実戦模試で学習の成果を確認できる
- 全問音声が付いているのでリスニング対策にもなる
1つずつ詳しくみていきましょう。
1.これ1冊でパート7の対策はバッチリ
金の読解はパート7に特化した問題集ということもありますが、それに加えて問題数の多さと問題パターンが網羅されているという点が大きいです。
問題数に関しては全部で349問ありますので、この1冊をやり込めば必ずパート7のスコアは上がるはずです。
ただ、長文問題が349問あり全問やるのは大変ですので、そこは根気強くやる必要があるかと思います。
2.長文対策と併せて単語対策もでき効率が良い
金の読解には単語帳の金のフレーズの見出し語が問題に盛り込まれています。
また、問題に盛り込まれなかった単語は、金フレ例文150に収録されています。
長文対策を進める中で、自然とTOEICに頻出の単語も対策できるのは効率的で嬉しいポイントです。
金の読解を使われる方であれば、既に金のフレーズをやられていたり、それ相当の単語力があるかと思いますので、復習にもなります。
3.実戦模試で学習の成果を確認できる
金の読解には実戦模試が3セット付いています。
実戦問題でパート7のあらゆるパターンの問題を対策して、その成果を実戦模試で確認できる流れになっています。
実戦模試が3セット付いていることで、例えば実戦模試1をやって苦手な問題タイプを改めて実戦問題の方で対策して、その成果を実戦模試2で確認するみたいな使い方もできます。
4.全問音声が付いているのでリスニング対策にもなる
金の読解はリスニングの対策書ではないのに、全問に音声が付いているという珍しさがあります。
実戦問題で長文対策をして、それだけに終わらず音声を聞き、シャドーイングやディクテーションをすることでリスニング力も鍛えることができます。
当然TOEICのテストにはリスニングもありますので、音声を活用して損はありません。
金の読解のデメリット
続いて、金の読解のデメリットも1つ紹介します。
金の読解のデメリット
- 他の教材に比べ料金が高い
記事の最初の方で紹介しましたが、金の読解の料金は2,640円とTOEIC教材の中では高い方かなと思います。
ただその分、ページ数608ページ、問題数349問と十分なボリュームがあるというのも事実です。
このあたりは料金に見合った価値がある、実際に実際に手に取って見るなどして検討いただくのが良いかと思います。
金の読解がおすすめな方
これまでの内容を踏まえて、金の読解は以下のような方におすすめです。
金の読解がおすすめな方
- TOEICのパート7の対策をしたい方
- ある程度の単語力があるTOEIC中・上級者の方
金の読解をやってみると分かるのですが、普通に難しいと感じました。
金のフレーズの見出しが問題に盛り込まれていることもあって、ある程度の単語力がないと厳しいかと思います。
なので、TOEICの学習を始めたばかりの方などTOEIC初級者の方はまず別の単語や文法といった基礎を固めてから使うのがおすすめです。
金の読解の効果的な使い方
最後に金の読解の効果的な使い方について紹介します。
他の箇所で触れた内容もありますが、ポイントをまとめると以下の通りです。
金の読解の効果的な使い方
- 実戦問題で様々な問題パターンを対策する
- 実戦模試でその成果を確認する
- 実戦模試の結果から苦手な問題パターンを実戦問題で復習する
- 再度別の実戦模試に取り組み成果を確認する
後は、実戦問題や実戦模試で出てきた分からない単語をしっかり潰していき、単語力を上げていけばよりパート7が楽になるはずです。
まとめ
今回は金の読解についてレビューしました。
さすがTEX加藤さんという感じで、パート7対策の問題集としてさすがのクオリティです。
パート7がどうしても苦手という方にはピッタリな1冊になっているかと思いますので、ぜひチェックしてみてください。