英語を話せるようになりたいと思っても、忙しい日々を過ごしていると英会話スクールに通うのはなかなか大変ですよね。
そんな中、スマホ一つで本格的なスピーキング練習ができる英会話アプリがさまざまあります。
中でも有名なのが、「スピーク(Speak)」と「スピークバディ」の2つのアプリです。
どちらも「話す力」を伸ばすことに特化した英会話アプリですが、使い方や学習スタイル、サポート機能などに大きな違いがあります。
この記事では、
- スピークとスピークバディの違いは何か?
- 自分に合っているのはどっちか?
- 実際に使ってみた感想は?
という点をわかりやすく解説していきます。
どちらのアプリを利用しようか迷われている方はぜひ参考にしていただければと思います。
スピーク・スピークバディの概要をやさしく解説
まずはスピークとスピークバディについて、どのような英会話アプリなのか解説していきます。
スピークとは?AIとの会話で練習できる英会話アプリ
スピークは、AIと1対1で対話しながら英会話を練習できるアプリです。
実際に外国人と会話しているような感覚で、「とにかく話す量」を重視したトレーニングが特徴です。
- AIとのロールプレイ形式の会話練習
- 音声認識による即時フィードバック
- 発音や話し方の自動添削機能
- 自分の声を録音・再生して復習できる
使い方はとてもシンプルで、トピックを選んでAIと英語で会話を進めるだけ。
ネイティブスピーカーとの実践に近い形で学べるので、「とにかく話したい!」「アウトプット重視で学びたい!」という人に向いています。
スピークバディとは?シナリオ学習が魅力の会話アプリ
スピークバディは、日本人の英語学習者に最適化されたAIキャラクターとの会話シナリオを通して英語を学べるアプリです。
シチュエーションごとに使えるフレーズや文法をしっかり学びながら、自然な英会話力を身につけることができます。
- 日常・ビジネス・旅行などの豊富なシチュエーション
- 日本人がつまずきやすいポイントを押さえた構成
- セリフの音読やロールプレイによる学習
- 発音・抑揚・流暢さのスコア表示
1レッスンあたり5〜10分ほどで、短時間でもしっかりと学習できる設計になっています。
「文法や表現も一緒に学びたい」、「ある程度正しい英語を話せるようになりたい」という人におすすめです。
【比較表あり】スピーク vs スピークバディの違いまとめ
スピークとスピークバディは、どちらもAI英会話アプリですが、学習スタイルや料金体系、フィードバック機能などに違いがあります。
以下は2つのアプリの比較表です。
項目 | スピーク | スピークバディ |
---|---|---|
学習スタイル | AIとのリアルタイム会話中心 | シナリオベースの対話型レッスン |
料金 | 月額3,300円前後 | 月額3,000円前後 |
レベル対応 | 初心者〜上級者(特に会話重視) | 初心者〜中級者(基礎〜日常会話) |
フィードバック | 発音・文法のリアルタイム添削 | 発音・抑揚・流暢さをスコア化 |
継続しやすさ | 好きなトピックを選べる自由度 | シナリオ進行で達成感を得やすい |
無料体験 | あり | あり |
各項目について詳しく紹介していきます。
比較①:料金・プランの違い
どちらも月額制ですが、スピークは若干高め(約3,300円前後)、スピークバディは3,000円前後です。
年間プランを選べば割引が効くのはどちらも同じです。
料金差はそこまで大きくないので、使いやすさや学習スタイルで決めるのが良さそうです。
比較②:対応している英語レベル(初心者〜中級者)
スピーク:アウトプットを重視したい中級者以上にやや強い。とにかく英語を話したい人向け。
スピークバディ:初心者が学習の型を作りやすい。日本語の解説やシナリオ構成が優しい。
比較③:学習内容・カリキュラムのアプローチ
スピーク:自由に会話しながら自分の英語力を試すイメージ。
スピークバディ:スクリプトや決められたテーマに沿って学ぶため、英会話初心者が「まず使えるフレーズ」を学ぶのに最適。
比較④:スピーキング力の伸ばしやすさ
スピーク:話す回数が圧倒的に多いので、発話量をこなしたい人には有利。
スピークバディ:「使える英語」を定着させる構造になっているので、表現の幅を増やしたい人に向いている。
比較⑤:実践的な英会話へのつながりやすさ
スピーク:ネイティブのリアルな表現をAIで真似でき、会話感覚はリアル寄り。
スピークバディ:場面別のフレーズを学べるため、日常やビジネスシーンに即応用しやすい。
比較⑥:続けやすさ・操作性・使いやすさ
どちらもUIはシンプルです。
スピーク:自由度が高く、会話トピックが豊富で飽きにくい。
スピークバディ:レッスンを進める「ゲーム感覚」があり、継続をサポートする仕組みが優れている。
比較⑦:実際の口コミ・ユーザー満足度
口コミでは、
スピーク:「英語を話すハードルが下がった」、「発音チェックが厳しくて役立つ」と好評。
スピークバディ:「初心者でも続けやすい」、「日本語解説が丁寧」との声が多い。
実際に使って感じた良かった点・気になった点
スピークとスピークバディどちらも実際に使ってみて感じた良かった点・気になった点について紹介していきます。
スピークの良かった点・気になった点
スピークの良かった点・気になった点は以下の通りです。
- とにかく話す量が多い
- AIとの会話が自然で、「黙ってる時間がほぼゼロ」
- とにかく英語を話したい人には最高の環境
- 即時フィードバックが本格的
- 発音の細かい違いや文法ミスもすぐに指摘してくれるので、自分の英語のクセがよくわかる
- ネイティブに近いフレーズが学べる
- 「How’s it going?」など教科書には出てこない自然な言い回しも登場し実用的
- 同じようなトピックが繰り返される感覚がある
- トピックは多いですが、マンネリに感じる人もいそう
スピークバディの良かった点・気になった点
次にスピークバディの良かった点・気になった点です。
- シナリオに沿った学習が安心感あり
- 毎回のレッスンに明確なゴールがあるので、迷わず進められる
- 日本語ガイドや発音スコアがわかりやすい
- 初心者でも「何をどう直せばいいか」が明確
- 継続しやすい仕組みが整っている
- 学習記録や進捗管理がしやすい
- レッスン履歴やスコアが蓄積されていくので、モチベーションを保ちやすい
- 自由に会話したい人には物足りないかも
- あくまで「シナリオ学習」なので、アドリブ力を鍛えたい人には物足りない場面も
- 会話がやや機械的に感じることもある
- AIキャラクターの音声がやや単調に感じることがあり、人によっては気になるかも
どっちがおすすめ?タイプ別に解説!
これまでの内容を踏まえて、スピークとスピークバディがどのような方におすすめか解説していきます。
まずはざっくり以下の表のような感じです。
目的・タイプ | スピーク | スピークバディ |
---|---|---|
英語初心者 | △ 超初級のみ少量あり | ◎ 安心サポート&基礎充実 |
中上級者 | ◎ 圧倒的発話量&上級自由 | ○ コース充実 |
基礎から体系的に学びたい | △ アウトプット主軸 | ◎ 丁寧なカリキュラム |
フリートーク重視 | ◎ 完全自由&応用自在 | ○ レッスン連動型 |
インプット重視 | △ | ◎ |
アウトプット重視 | ◎ | ○ |
日本人向けUI | △ | ◎ |
ネイティブ表現 | ◎ 豊富かつナチュラル | ○ 学習可 |
価格 | ○(年払いで安) | ○(年払いで安) |
スピークが向いている方
スピークが向いている方は以下のような方です。
- 中級~上級の方・とにかく沢山話して英語力を一気に伸ばしたい人
- 自由度の高いフリートーク練習・リアルな会話を求める人
- ネイティブらしい口語表現・生きた英語を学びたい人
- AIの添削やレビューで弱点克服したい、効率的なアウトプット重視派
スピークバディが向いている方
スピークバディが向いている方は以下のような方です。
- 英会話初級者~中上級者、幅広い層
- インプットとアウトプットをバランス良く伸ばしたい人
- 体系的に学びたい・安心感を重視する人
- 発音矯正や苦手トレーニングを積みたい人
よくある質問(Q&A)
最後にスピークとスピークバディに関して、よく寄せられる疑問や不安をQ&A形式でまとめました。
導入を検討している方の判断材料になれば幸いです。
まとめ:自分に合った英会話アプリを選ぼう
スピークとスピークバディは、どちらも優れた英会話アプリですが、学習スタイルや目的によって向き・不向きが大きく分かれます。
- スピークは、とにかくたくさん話してスピーキング力を鍛えたい人におすすめ。英語を使う実戦感覚をAI相手に味わえます。
- スピークバディは、丁寧なカリキュラムと日本語サポートが充実しており、英語初心者が安心して学習を続けられる環境が整っています。
どちらを選んでも「使い続けること」が何より大切ですので、ぜひご自身に合ったアプリを選んでいただければと思います。