この記事は以下のようなお悩みを解決する記事になっております。
お悩み
- でる1000問ってどんな参考書なの?
- でる1000問のメリット・デメリットは?
- どんな方におすすめなの?
記事の内容は以下の通りです。
記事の内容
今回はTOEICの参考書として有名な「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を実際に使用してみてのレビューをしていこうと思います。
結論としては、完成度の高いTOEIC中級者向けの問題集ということで非常に良書だと感じています。
そのあたり詳しく紹介していきますので、でる1000が気になっている方はぜひ最後までチェックしていただければと思います。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 とは
まず初めに「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」について紹介します。
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」は通称「でる1000」と呼ばれるTOEIC対策の問題集です。
でる1000ではTOEIC L&Rのパート5の文法問題を対策することができます。
主な特徴としては次の通りです。
- TOEIC L&Rのパート5対策の問題集
- 1049問収録
- TOEIC L&Rのスコアが500点以上の方が対象
タイトルにある通り、全部で1049問もの問題が収録されているのが大きな特徴ですね。
これだけ多くの問題を収録している問題集はそう多くはないのではないでしょうか。
でる1000 の詳細な内容
でる1000の内容・構成について紹介していきます。
でる1000は全部で7章あり、問題パターンごとに分けられています。
章の初めにその問題パターンの解き方が解説されており、その後問題演習という形式です。
問題は見開きページで構成されており、左ページに問題、右ページに解答・解説という感じになっています。
見開きページで完結しているのは問題と解答の行き来が手間なくできていいなと感じました。
その他に、文法模試という30問1セットの模試が13セットに、別冊の問題集があるという感じです。
別冊の問題集はでる1000に収録されている1049問の順番がランダムに掲載されています。
例えば第1章の問題を問いていると、この章ではこのパターンの問題だろうから解答はこれだろうみたいな予測ができちゃうので、この別冊は本当に理解できているかチェックできていいなと思います。
でる1000 の良かった点・イマイチだった点
続いて、実際にでる1000を使ってみて感じた良かった点・イマイチだった点について紹介したいと思います。
良かった点は次の4つです。
良かった点
- 良かった点①:圧倒的な問題数で問題演習に最適
- 良かった点②:全ての問題に詳細な解説が付いている
- 良かった点③:問題を解く際のポイントも解説されている
- 良かった点④:模試や別冊があり、ランダムに問題を解くことができる
反対にイマイチだった点を考えてみましたが、大したものがなくあえて挙げるなら次の点かなと思います。
イマイチだった点
- イマイチだった点:問題数が多いので、最後までやり切るのが大変
それぞれ詳しくみていきましょう。
良かった点①:圧倒的な問題数で問題演習に最適
良かった点の1つ目は「圧倒的な問題数で問題演習に最適」です。
これまで紹介してきた通り、でる1000には1049問もの問題が収録されていますので、問題演習(アウトプット)に最適です。
また、問題数が多いということはさまざまなパターンを演習できるというのもグッドなポイントですね。
良かった点②:全ての問題に詳細な解説が付いている
良かった点の2つ目は「全ての問題に詳細な解説が付いている」です。
問題集なので解説が付いているのは割と普通なことでもありますが、この問題数に対して全て解説があるというのがポイントです。
ですので、安心して問題演習の参考書として選ぶことができますね。
良かった点③:問題を解く際のポイントも解説されている
良かった点の3つ目は「問題を解く際のポイントも解説されている」です。
でる1000は問題集ではありますが、各章の最初に問題を解く際のポイントが数ページに渡って解説されています。
解説でインプットして、問題演習でアウトプットするという流れができますので、効果的な勉強することができます。
良かった点④:模試や別冊があり、ランダムに問題を解くことができる
良かった点の4つ目は「模試や別冊があり、ランダムに問題を解くことができる」です。
各章の問題を解いていると、この章はこういう問題だから、解答はこれだろうといった予測ができてしまい、本当に理解できているのか確認しづらいことがあります。
ただ、でる1000では模試や別冊という形でランダムに出題されますので、各章を終えた後に確認ができるのが嬉しいポイントです。
イマイチだった点:問題数が多いので、最後までやり切るのが大変
イマイチだった点は「問題数が多いので、最後までやり切るのが大変」です。
問題数が多いのは良かった点でも挙げましたが、考え方によってはイマイチにもなるかなと思います。
問題数が多いので解いても解いてもなかなか進まない感覚になったりしますし、全部の問題を正解できるようにやろうと意気込んで始めると、途中で断念してしまうこともあり得るかと思います。
なので個人的には、全ての問題を解けるようになるのは大切なことだと思いますが、苦手な箇所だけやるなど進め方を工夫するなどすると無理なく続けられるのではないかなと思います。
でる1000 がおすすめな方
次にでる1000がおすすめな方について紹介します。
実際に使った経験やこれまでの良かった点・イマイチだった点を踏まえると、以下のような方におすすめできます。
おすすめな方
- おすすめな方①:とにかくたくさん問題演習をしたい方
- おすすめな方②:基本的な文法知識がある方
- おすすめな方③:時間をかけて問題演習に取り組める方
こちらもそれぞれ詳しくみていきましょう。
おすすめな方①:とにかくたくさん問題演習をしたい方
1つ目のおすすめな方は「とにかくたくさん問題演習をしたい方」です。
これまで問題数が多いことは紹介してきましたので、納得いただけるかなと思います。
どんどんアウトプットして、文法力を身につけていきましょう。
おすすめな方②:基本的な文法知識がある方
2つ目のおすすめな方は「基本的な文法知識がある方」です。
でる1000には解説が付いていますが、文法事項を1から丁寧に解説している訳ではないので、文法に不安のある方にとっては難しく感じるかもしれません。
でる1000の対象が「TOEIC L&Rのスコアが500点以上の方」ということも考えると、TOEIC初学者の方は別の参考書などで基礎力を身につけてから使い始めると、効率よく勉強することができると思います。
反対にある程度文法力に自信のある方にとってはピッタリな参考書です。
おすすめな方③:時間をかけて問題演習に取り組める方
3つ目のおすすめな方は「時間をかけて問題演習に取り組める方」です。
でる1000は問題数が多いので、時間をかけてじっくりやれるよという方にはぴったりです。
反対に試験まであまり時間がない中で、でる1000に取り組むのは中途半端になってしまう可能性があるので、あまりおすすめできないですね。
ただ、苦手な分野だけやるなどやる箇所を決めて使う場合にはアリかと思います。
でる1000 の前にやるべきこと
これまででる1000について紹介してきて、でる1000をいきなりやらない方がいいのかなと思われた方もいらっしゃるのかなと思います。
そういった方には、まず基礎的な文法力を身につけるのがおすすめです。
基礎的な文法力を身につけるのにピッタリな教材は数多くあると思いますが、特に私がおすすめしたいのは以下です。
- 大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
- 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本
- 中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。
いずれも Amazon での評価も高いので、どれを選んでも間違いないと思います。
詳細についての記事は作成中なので、今しばらくお待ちください。
でる1000 のおすすめの使い方
最後にでる1000のおすすめの使い方について紹介します。
使い方については書くと長くなってしまうので、以下の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
今回は「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」をレビューしてみました。
さすがベストセラーとなる問題集ということもあって、個人的には満足度が高かったですね。
この記事の内容がでる1000を購入しようか迷われている方の参考になれば幸いです。