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【TOEICは何点満点のテスト?】TOEIC初心者向けに解説

この記事は以下のようなお悩みをお持ちの方におすすめです。

お悩み

  • そもそもTOEICって何点満点なの?
  • TOEICで満点取るのってどのくらい難しいの?

記事の内容は以下の通りです。

TOEIC初心者の場合、「そもそもTOEICって何点満点なの?」といった疑問を持っていたりしませんか?

実際私も当初は知りませんでしたので。

この記事ではそのようなお悩みはもちろん、TOEICで満点を取る難しさや満点を取るメリットなどを紹介していきます。

この記事を読み終える頃にはTOEICに対する理解が深まっているはずですので、ぜひチェックしていただければと思います。

TOEICは990点満点のテスト

TOEICはリスニングセクションとリーディングセクションに分かれており、合わせて990点満点のテストです。

詳細な内訳は以下の表の通りです。

問題数最低点最高点
リスニングセクション1005495
リーディングセクション1005495
全体20010990

問題数は各セクション100問で、それぞれ満点が495点、合計して990点といった内容になっています。

「最低点は0点じゃないの?」と思われた方もいるかもしれませんが、実は上記の表の通りなんです。

詳しくはTOEICの採点方法にて紹介しますね。

TOEICで満点を取る難易度

TOEICの満点が990点であることが分かったので、実際に990点取るのがどれほどのものなのか見ていきます。

具体的には以下の観点です。

  • TOEICの平均スコア
  • 満点は受験者全体のx%
  • 他の英語系の資格・試験と比較
  • 満点取れる人の具体的なスキル

それぞれ見ていきましょう。

TOEIC の平均スコア

2021年度のデータを見てみると、平均スコアは611点となっています。

受験者全体の約10%が該当しており、スコアが上がるにつれて、どんどん少なくなっていきます。

公表されているデータ最高スコアの895点以上は全体の約4%となっており、満点を取る難しさがよく分かるかと思います。

【参考】公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧

満点は受験者全体の約0.3%

TOEICで満点を取られる方は受験者全体の約0.3%といわれています。

2021年の受験者数は約210万人とのことなので、人数に換算すると約6,300人の方が満点を取られたことになります。

人数だけで見ると意外といるなーと感じるかもしれませんが、比率を見るとその難しさが伝わってきますね。

他の英語系試験との比較

TOEIC満点はCEFR(セファール)で換算するとC1程度の英語力と言われています。

いきなりCEFR(セファール)と言われてもよく分からないと思いますので、簡単に説明するとヨーロッパで作成された外国語の習熟度レベルを表す指標のようなものです。

A1からC2の6段階あり、C1は上から2番目の評価となります。

C1がどのくらい凄いかざっくり言うと、日常生活で困らないくらいの英会話スキルを持っているイメージです。

やはりTOEICスコア満点というのはかなりの凄さなのが分かりますね。

ちなみに馴染み深い英検で換算すると1級レベル(最上級)と言われています。

TOEICの採点方法

TOEICのスコアは1問何点といった加点方式ではなく、独自の採点方法により算出されます。

TOEICは毎回問題が異なりますので、テストごとに難易度に差が出たりします。

こうなると、簡単なテストを受けた場合はスコアが高くなり、難しいテストを受けた場合はスコアが低くなると、受験者の本当の英語力を測ることができません。

なので、加点方式ではなく、独自の採点方法を採用しているようです。

簡単にいうと、受験者全体での偏差値のようなイメージをしていただければ分かりやすいかなと思います。

冒頭の「TOEICは990点満点のテスト」で紹介した最低点が10点なのはこちらがその理由です。

TOEICで満点を取るメリット

TOEICで満点を取るのはかなり難しいですが、もちろんそれ相応のメリットがあります。

メリットは以下の3点です。

TOEICで満点を取るメリット

  1. 就職や転職で活かせる
  2. TOEIC専門の講師になれる
  3. 英会話習得の手助けになる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.就職や転職で活かせる

1つ目は「就職や転職で活かせる」です。

TOEICのスコアが満点であれば、英語力の高さは申し分ないので、かなりのアピールポイントになると思います。

採用の基準にTOEICのスコアを設けている会社もありますので、満点であればさまざまな企業を選ぶことができるのも大きなメリットですね。

また、TOEIC満点を取ることができる英語力はもちろん、目標を達成するためにコツコツ継続できる点も隠れたアピールポイントとなります。

ですので、英語を使う会社に就職を考えられている方はもちろん、そうでない方もTOEIC満点を目指してみてはどうでしょうか。

2.TOEIC専門の講師になれる

2つ目は「TOEIC専門の講師になれる」です。

1つ目のメリットと若干似ていますが、こちらもキャリアに対して大きなメリットがあります。

TOEICの受験者は年々増えており、約210万人(2021年)もいますので、TOEICの講師というのはとても需要があります。

TOEIC対策の講座を提供しているスクールや会社だったり、TOEIC対策の教材を販売するなど、色々と選択肢があります。

また、教わる側からしたらTOEIC満点でない方よりも、TOEIC満点の方から教わる方が説得力・信頼感があると思いますので、そういう面で差別化できるのもメリットですね。

3.英会話習得の手助けになる

3つ目は「英会話習得の手助けになる」です。

皆さんの中には英会話を習得して海外旅行に行ったり、外国の方と会話したいと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

とはいえ、いきなり英会話スクールに行くのはハードルが高かったり、まず何からしたらいいんだろうといった悩みがあったりしませんか?

英会話を最短で習得する場合、TOEICが当てはまるかは微妙なところですが、闇雲に勉強するよりも、スコアという目に見える形で英語力を測ることができるのはモチベーションを高く保てるポイントだと思います。

また、TOEIC満点を目指す中で英語の基礎を学んでいくことになりますので、英会話を習得するにあたって、決して無駄にならないのも大きなメリットかなと思います。

個人的にはこの3つ目のメリットが一番大きいなと思っています。

TOEICで満点を取るために必要な勉強時間

ここまでTOEIC満点について色々と紹介してきましたが、いざ満点を目指すとなるとどのくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。

こちらに関しては参考になる資料がありますので、そちらを用いて紹介していきますね。

TOEICの勉強時間

参考元:OXFORD UNIVERSITY PRESS | A Teacher's Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success

こちらはオックスフォード大学出版局が公開している現在のスコアと目標スコアごとに目安の勉強時間をまとめた表になります。

現在のスコアによって必要な勉強時間の目安は変わってきますが、一番多いところだと現在のスコア250点を950点にするのに1,750時間もかかります。

仮に1日1時間勉強するとしたら、約5年もかかることになり、必要な勉強時間の多さがよく分かると思います。

ただ、これはあくまで目安になりますので、効率良く勉強していけばもっと短い勉強時間で達成することができるでしょう。

とはいえ、満点を取る・スコアを上げるにはある程度の継続が求められることになりますね。

TOEICで満点を取る勉強法

TOEICで満点を取る勉強法は現在準備中です。

初心者がまず目指すべきスコア

ここまで読んで、TOEICで満点取るの大変だなと

TOEIC初心者の方はまず「600点」を目指して勉強しましょう。

主な理由としては以下の2つです。

  • TOEICの平均スコアが約600点であること
  • 就職などで活かせるのが概ね600点以上であること

いきなり満点を目指して勉強するのもいいのですが、ここまで読んで分かる通り、満点というのはとても険しい道のりです。

途中で挫けて勉強を辞めてしまうことも十分起こり得ますので、現実的かつ実現可能性の高いスコアを目標にすると、継続しやすくモチベーションを高く保てると思いますよ。

600点を目指す詳しい内容については、記事を準備中ですので、今しばらくお待ちいただければと思います。

まとめ

今回はTOEICは何点満点のテスト?をテーマに紹介しました。

分かってはいましたが、TOEICで満点を取るというのはとても大変なことですね。

私も少しづつ着実に満点に近づけるよう頑張らねばと思います。

今回の内容が少しでもTOEICへの理解が深まり、目標に向けての第1歩を踏み出す手助けになっていれば幸いです。

ぜひ一緒に頑張りましょう。

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