この記事は以下のようなお悩みを解決する記事になっております。
お悩み
- はじめの400問ってどんな問題集なの?
- でる1000との違いは?
- はじめの400問はどんな方におすすめ?
記事の内容は以下の通りです。
記事の内容
今回は「TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問」を実際に使ってみたのでレビューしていこうと思います。
「TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問」は、TOEICの文法対策の問題集として有名な「でる1000」の入門版として発売されました。
実際に使ってみると、確かにでる1000よりも易しい内容となっており、TOEICの文法対策の入門書をお探しの方にはピッタリかもと思いました。
では、詳しくレビューしていきます。
TOEIC文法問題はじめの400問とは?
まずは「TOEIC文法問題はじめの400問」について、どんな問題集なのか簡単に説明していきます。
以降、「TOEIC文法問題はじめの400問」は長いので「はじめの400問」として紹介していきますね。
冒頭でも紹介した通りはじめの400問は、TOEICの文法対策の問題集として非常に人気のあるでる1000よりも易しい入門書的な立ち位置の問題集です。
TOEICによく出る文法事項に絞って効率的に学べる作りになっています。
タイトル | TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問 |
出版日 | 2023/7/28 |
ページ数 | 416ページ |
料金 | ¥2,200 |
TOEIC文法問題はじめの400問の構成
はじめの400問は以下のような構成になっています。
- 文法事項の導入
- 文法事項の解説
- チェック問題
- 基礎問題
- 標準問題
基本的な構成は上記の通りで、文法事項ごとに段階を踏んで学んでいくことができます。
文法事項によっては基礎問題がなかったり、TOEICによく出る文法事項については問題数が豊富だったりします。
また、前のページから順にTOEICによく出る文法事項になっているので、特に何も気にせず順番にやっていけばスコアアップに繋がりやすい効率的な勉強ができるようになっていますよ。
TOEIC文法問題はじめの400問を選んだ理由
私自身がはじめの400問を使ってみようと思った理由としては2つありまして、
- あの有名なでる1000の入門版ということで興味を持った
- でる1000をやってはいるが、文法に対して苦手意識があった
といった感じです。
TOEICの文法対策の問題集として有名なでる1000の入門版で、文法が苦手なら使わない手はないですよね。
TOEIC文法問題はじめの400問の良かった点・イマイチだった点
では、実際にはじめの400問を使ってみて感じた良かった点・イマイチだった点を紹介していきます。
はじめの400問の良かった点
- 文法が苦手な方でも取り組みやすい
- アウトプットがしっかりできる
- 様々な文法事項の問題をランダムに解くことができる
- TOEIC初心者の方にピッタリ
- スコアアップに対して効率的に学習できる
はじめの400問のイマイチだった点
- (人によるが)物足りなく感じてしまうかも
それぞれ詳しく紹介していきますね。
良かった点1:文法が苦手な方でも取り組みやすい
まずは良かった点の1つ目は「文法が苦手な方でも取り組みやすい」です。
はじめの400問はTOEIC文法対策の入門編ということで、本当に基礎的な内容から解説されています。
文法が苦手な方でも、基礎的な易しい内容から取り組んでいけるので、ハードルが低く問題なく理解していけるかと思います。
私自身文法が苦手でしたが、このおかげですんなり進めることができました。
良かった点2:アウトプットがしっかりできる
良かった点の2つ目は「アウトプットがしっかりできる」です。
問題集の名前にもある通り、はじめの400問ということで問題数が豊富です。
やはり文法事項の解説を読んだだけでは、なかなか理解できた感覚にはならないと思いますので、豊富な問題がアウトプットする機会を作ってくれるのは助かりました。
良かった点3:様々な文法事項の問題をランダムに解くことができる
良かった点の3つ目は「様々な文法事項の問題をランダムに解くことができる」です。
こういった問題集に起こりがちなのが、今やっている内容から解答がなんとなく予想できてしまうといったことがあります。
これでは本当に理解できているのか確認できず、意味のない学習になってしまいますよね。
しかし、はじめの400問では実戦模試という本番想定のランダムな問題を解くことができます。
さらに、はじめの400問に収録されている約400問がランダムに並んだPDFをダウンロードできるので、実戦的に学習することができるんです。
良かった点4:TOEIC初心者の方にピッタリ
良かった点の4つ目は「TOEIC初心者の方にピッタリ」です。
はじめの400問では、TOEICの試験内容そのものについても解説されています。
問題数や試験時間、各パートの問題形式や問題数などですね。
もちろん、はじめの400問で対策できるパート5に関してはより詳しく解説されています。
これからTOEICの勉強を始める初心者の方でも安心して使うことができますね。
良かった点5:スコアアップに対して効率的に学習できる
良かった点の5つ目は「スコアアップに対して効率的に学習できる」です。
はじめの400問ではパート5の出題傾向に合わせた文法事項を対策できるようになっています。
具体的に説明すると、パート5では品詞問題や動詞問題などパターンごとにどのくらいの問題数が出題されるかが大体決まっています。
この出題傾向の多いパターンの問題を順に対策できるので、必然的にスコアアップに直結する効率的な学習ができますよね。
イマイチだった点1:(人によるが)物足りなく感じてしまうかも
反対にイマイチだった点は正直なかったんですよね。。。
TOEIC文法の入門書として、その役割をしっかり果たせているように感じました。
が、あえて1つだけ挙げるとすれば、「(人によるが)物足りなく感じてしまうかも」です。
はじめの400問は文法対策の入門編ということで、既にある程度TOEICの学習をされている方には易しすぎると感じてしまうかもしれません。
とはいえ、この点についてはきちんとご自身の状況や目的に合わせて問題集を選べば防げるので、大丈夫ですかね。
TOEIC文法問題はじめの400問をおすすめしたい方
これまでの内容を踏まえて、はじめの400問をおすすめしたい方は以下の通りです。
はじめの400問をおすすめしたい方
- これから初めてTOEICを受けられるような方
- TOEICのスコアが600点未満の方
- TOEICに必要な英文法の基礎を学びたい方
反対にある程度TOEICの勉強をしていて、TOEICの平均スコアである600点以上取れる実力がある方にはでる1000などの別の問題集が良いのかなと思います。
TOEIC文法問題はじめの400問を終えたら
はじめの400問でTOEICの文法の基礎を身につけたら、
- でる1000でより実戦レベルの問題を解く
- パート5だけでなく他のパートの対策を進めていく
あたりでさらにTOEIC対策を進めていくのが良いと思います。
文法の基礎が身につけば、他のパートにも活きてきますので、この調子でTOEIC対策を進めていきましょう。
まとめ
今回ははじめの400問についてレビューしてみました。
でる1000の入門版ということもあって、さすがのクオリティでした。
おすすめしたい方にはピッタリの問題集だと思いますので、参考になれば幸いです。