お悩み
- 金の文法の利用者の声を知りたい
- 金の文法と文法特急の違いとは?
- 金の文法はどんな人におすすめなの?
上記のようなお悩みを解決する記事になっております。
今回は大人気特急シリーズの文法対策書の「金の文法」をレビューしていきます。
実際に使ってみてどうだったのかやどんな人におすすめなのか紹介していきます。
また、同じ特急シリーズであり文法対策書の文法特急とどう違うのかも合わせて紹介していきます。
TOEICの文法対策書をお探しの方はぜひ参考にしていただければと思います。
金の文法とは
金の文法はTOEICのパート5の文法問題に特化した参考書です。
著者のTEX加藤さんはTOEICのテストで満点を何度も取られたことがある方で、TOEIC対策書で有名な金のフレーズやでる1000問などの著者でもあります。
タイトル | TOEIC L&R TEST 出る問特急 金の文法 |
問題数 | 160問 |
ページ数 | 336ページ |
発売日 | 2022年2月28日 |
料金 | 979円 |
金のプランの内容
次に金のプランの内容について簡単に紹介していきます。
金のプランの内容としては以下のようになっています。
- 第1章 品詞問題
- 第2章 動詞問題
- 第3章 「前置詞 or 接続詞」問題
- 第4章 代名詞問題
- 第5章 前置詞問題
- 第6章 関係詞問題
- 第7章 その他の問題
各章は例題→必修問題→実戦問題の順になっています。
例題の中で金のルールという問題を解く上でのポイントを確認し、さらに問題演習をしていくような感じです。
金の文法の良かった点
次に金の文法を実際に使ってみて感じた良かった点を3つ紹介します。
金の文法の良かった点
- 段階的に学べる
- TOEICで重要なポイントが解説されている
- ランダム問題で実戦的に学習できる
1つずつ詳しくみてみましょう。
良かった点1:段階的に学べる
良かった点の1つ目は「段階的に学べる」です。
金の文法の内容で軽く触れましたが、金の文法の構成として例題から実戦問題まで段階的に学べるようになっています。
最初の方はヒントがありつつ解いていき、最終的には自力で解くような感じになっていきます。
なので、各章ごとのポイントをしっかり理解しつつ進めて行けますね。
良かった点2:TOEICで重要なポイントが解説されている
良かった点の2つ目は「TOEICで重要なポイントが解説されている」です。
金の文法では「金のルール」という形で82個のTOEICで重要なポイントが解説されています。
TOEICでは文法の理解も必要ですが、TOEICの問題の形式や傾向を踏まえた問題の解き方を知ることも大切です。
この後者の部分を金のルールで知ることができます。
ですので、金の文法なら文法を理解しつつ、TOEICならではの問題の解き方も合わせて学ぶことができます。
良かった点3:ランダム問題で実戦的に学習できる
良かった点の3つ目は「ランダム問題で実戦的に学習できる」です。
金の文法は各章ごとに違う文法事項を学ぶ形ですが、問題を解く際に何となく解答の予測ができてしまう可能性があります。
そんな悩みをランダム問題であれば、先入観なく実戦的に問題を解くことができます。
各章で学んだ内容の仕上げとしても活用できますし、ランダム問題はありがたいなと感じました。
金の文法のイマイチだった点
対して、金の文法を実際に使ってみて感じたイマイチだった点を1つだけ紹介します。
金の文法のイマイチだった点
- 基礎的な文法の説明が少ない
こちらも詳しくみてみましょう。
イマイチだった点1:基礎的な文法の説明が少ない
イマイチだった点としては「基礎的な文法の説明が少ない」です。
金の文法はTOEICのパート5でよく出る問題パターンの解説や問題の詳細な解説はしっかりしています。
ただ、そもそもの文法事項についてはそれほど詳細に解説はされていません。
なので、文法をしっかり学びたいという方は要注意ですね。
文法特急との違い
次に金の文法と同じ特急シリーズで人気のある文法特急とはどう違うのかみていきます。
簡単にそれぞれを表すと以下のような感じです。
- 金の文法:文法項目ごと・問題数160問・中級者以上の方向け
- 文法特急:難易度ごと・問題数150問・中級者以上の方向け
個人的にはそれほど大きな違いはないのかなと感じています。
ただ、文法特急の方が難易度ごとになっているので、初心者の方でもやりやすいかもしれません。
文法特急のレビュー記事は以下ですので、気になる方はぜひ参考にしていただければと思います。
金の文法がおすすめな方
最後に金の文法がおすすめな方は以下の通りです。
金の文法がおすすめな方
- TOEIC中級者以上の方
- 文法の基礎をある程度理解している方
- パート5の問題の解き方を学びたい方
TOEIC初心者の方や文法にあまり自信がない方は「はじめの400問」がおすすめです。
まとめ
今回は金の文法をレビューしました。
個人的には解説がしっかりしており、パート5のポイントもしっかり抑えることができるので、良い文法書に感じました。
文法書をお探しの方はぜひ参考にしていただき、ご自身に合ったものを選んでいただければと思います。