この記事は以下のようなお悩みを解決する記事になっております。
お悩み
- 金のフレーズと銀のフレーズってどう違うの?
- そもそも金のフレーズ・銀のフレーズって何?
- どちらがおすすめなの?
記事の内容は以下の通りです。
金のフレーズ・銀のフレーズといえば、TOEIC対策の単語帳として有名ですよね。
ただ、使ったことがない方からすれば、名前が似ているけど何が違うのといった疑問が出てきそうですよね。
この記事では、そもそも金のフレーズ・銀のフレーズとはといった内容から、それぞれの違いについて紹介しています。
この記事を読むことで、ご自身がどちらを使うべきなのかイメージできる内容になっていますので、ぜひチェックしていただければと思います。
金のフレーズ・銀のフレーズとは
まず初めに金のフレーズ・銀のフレーズとはというところを紹介していきます。
軽く要約すると、どちらもTOEIC対策の単語帳です。
それぞれについて詳しくみていきましょう。
金のフレーズ
金のフレーズは正式名称が「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」と言いまして、金フレと言えばこちらの単語帳を指します。
以後「金フレ」で紹介していきますね。
金フレの特徴としては以下の通りです。
金フレの特徴
- TOEIC対策の定番単語帳
- TOEICスコアが500点以上の方向け
- TOEICによく出る単語のみを掲載
金フレの詳細については以下の記事で紹介してますので、こちらもチェックしていただければと思います。
銀のフレーズ
続いて銀のフレーズは正式名称が「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」と言いまして、銀フレと言えばこちらの単語帳を指します。
金フレも銀フレもどちらも同じ出る単特急シリーズということです。
こちらも以後「銀フレ」で紹介していきますね。
銀フレの特徴としては以下の通りです。
銀フレの特徴
- TOEIC初級者の方向け
- TOEICによく出る基本単語飲みを掲載
- 最短ルートでTOEICスコア600点を取得するための単語帳
銀フレの詳細については以下の記事で紹介してますので、こちらもチェックしていただければと思います。
金のフレーズと銀のフレーズの違い
金フレと銀フレについてはざっくりお分かりいただけましたでしょうか?
金フレと銀フレはどちらもTOEIC対策の単語帳ではありますが、名前が似ていることもありどう違うのか気になるところですよね。
金フレと銀フレの違いを紹介すると、
金フレと銀フレの違い
- 想定される読者
- 収録されている単語
- 重複している見出し語の例文
- 見出し語以外の Supplement ページ
ざっと以上のようなことが挙げられます。
ちなみに上記で挙げた点以外は、本の構成や収録されている見出し語の数などは同じです。
では、1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.想定される読者
1つ目の違いは「想定される読者」です。
金のフレーズ・銀のフレーズとは でも紹介しましたが、金フレと銀フレとで想定される読者は、
金フレ:TOEICスコアが500点以上の方
銀フレ;TOEIC初級者の方
となっています。
金フレと銀フレでは収録されている単語のレベルが異なっており、金フレの方が中級者・上級者向けの単語帳となっています。
2.収録されている単語
2つ目の違いは「収録されている単語」です。
先ほど金フレと銀フレで収録されている単語のレベルが違うと説明しましたが、レベルが違うということは収録されている単語も違うということなんですね。
ただ、金フレと銀フレで重複している単語もあるんです。
どちらも見出し語が1000ずつあるのですが、その内550単語が重複しています。
この重複部分をどう捉えるかは人それぞれですが、個人的には銀フレを学習してから金フレを学習する場合に、スムーズに金フレに入れるのが良い点かなと思っています。
というのも、金フレに掲載されている単語レベルは高いので、程よく知っている単語があることで、分からない単語だらけということにならず、挫折することなく継続しやすいかなと思うからですね。
3.重複している見出し語の例文
3つ目の違いは「重複している見出し語の例文」です。
金フレと銀フレで見出し語が重複していることを紹介しましたが、重複している見出し語の例文はそれぞれ違ったものになっているんです。
重複している見出し語については、2つの例文があることでより実際に使われる際のイメージが湧きやすいのかなと思います。
見出し語が重複していると聞くと無駄なように感じますが、例文が異なることで意味のあるものになりますね。
4.見出し語以外の Supplement ページ
4つ目の違いは「見出し語以外の Supplement ページ」です。
いきなり Supplement ページと言われてもピンとこない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明しますね。
Supplement ページというのは見出し語が掲載されているページとは別にTOEICによく出てくる単語や表現、職業などが掲載されたページのことです。
金フレでは以下の Supplement ページがあります。
- パート1重要語100
- 部署・職業名
- 前置詞・接続詞・接続副詞
- 多義語
- 定型表現
銀フレでは以下の Supplement ページがあります。
- 設問に出る単語・表現
- パート1重要語50
- 注意すべき日常単語
- 前置詞・接続詞・接続副詞
- 部署・職業・専攻名
- 定型表現100
一部重複しているページがありますが、掲載されている単語が違っていたりするので、基本的にはそれぞれ別の内容になっていますよ。
それぞれのおすすめの方
これまでの内容を踏まえて、金フレ・銀フレがおすすめの方は以下のような感じです。
金フレがおすすめの方
- 銀フレの学習を終えた方
- TOEICで500点を取得できるレベルの方
- TOEICで満点を目指している方
銀フレがおすすめの方
- TOEICをこれから初めて受験される方
- 単語力に不安のある方
- TOEIC600点を目指している方
- 英語学習にブランクのある方
金フレと銀フレの違いで紹介しましたが、1番の違いは単語のレベルが違うという点ですので、ご自身の英語力に合わせて選ぶというのがいいのかなと思います。
個人的には学生の時、受験勉強で英語をしっかり勉強しましたが、TOEIC学習を始めるまで何年ものブランクがあって、かなり忘れていたので銀フレからしっかり基礎を固めました。
金のフレーズ・銀のフレーズの使い方
最後に金フレ・銀フレの使い方を紹介します。
金フレと銀フレの使い方
- 音声を聞きながら見出し語の発音を覚える
- 和訳(英語 → 日本語)できるようにする
- 例文で見出し語の使い方を確認する
金フレと銀フレは構成が同じなので、基本的には同じような使い方をすればいいと思います。
1番のポイントとしては1つ目の「音声を聞きながら見出し語の発音を覚える」です。
実際に学習していて感じたのは、発音できない単語はなかなか覚えられないということです。
発音を覚えることでリスニング対策にもなりますので、一石二鳥ですね。
まとめ
今回は金フレと銀フレの違いをテーマに紹介しました。
どちらの単語帳も素晴らしいことに変わりないですので、ぜひご自身に合った方を手に取ってみてください。
そして、効率よくTOEICによく出る単語を覚えてスコアアップを目指しましょう。