この記事は以下のようなお悩みを解決する記事になっております。
お悩み
- 銀のフレーズはどう使うのが効率的なの?
- 銀のフレーズを使う際の注意点は?
記事の内容は以下の通りです。
銀のフレーズはTOEIC対策の単語帳として有名ですね。
単語学習は英語を学ぶ上で欠かすことのできないことですので、なるべく効率よく勉強したいところです。
という訳で、この記事では私が実際に銀のフレーズを使用した経験を元に、銀のフレーズの使い方や注意点・ポイントについて紹介していきます。
これから銀のフレーズを使い始める方の参考になる内容になっていますので、ぜひチェックしていただければと思います。
銀のフレーズとは
銀のフレーズは同じシリーズで有名な金フレこと金のフレーズの姉妹本です。
同じように略して銀フレと呼ばれています。
金のフレーズをご存知の方も多いかと思いますので、何となくピンと来ますかね。
銀フレの特徴として、
- TOEIC初級者向けのレベルの単語帳
- TOEICによく出る基本単語のみを掲載
- 最短ルートでTOEIC600点に到達するための単語帳
などが挙げられます。
これから初めてTOEICの勉強をするような方に向いている単語帳になっています。
銀フレについて詳しく知りたいよという方は以下の記事をチェックしてみてください。
銀のフレーズの使い方
続いて銀のフレーズの使い方について紹介していきます。
実際に銀フレを使用したことを踏まえて考えると、以下のような順に使うと効率的に学習できるかなと思っています。
銀のフレーズの使い方
- 音声を聞いて単語の発音を覚える
- 和訳をできるようにする
- 例文で単語の使い方を確認する
- 関連語や補足説明を確認する
- 英訳をできるようにする(余裕があれば)
それぞれ詳しく説明していきますね。
1.音声を聞いて単語の発音を覚える
まずは音声を聞いて単語の発音を覚えましょう。
いきなり付属の赤シートを使って暗記していきたい気持ちはわかりますが、まずは焦らず単語の発音を覚えることを優先しましょう。
発音を覚えているか否かで、この後の学習効率が全然変わってくるからです。
これは私の体験談でもあるのですが、単語の和訳をできるように学習していた際、発音が曖昧、もしくはできない単語の意味を中々覚えられず苦労したんです。
よくよく考えてみると、読めない単語を覚えようとするのはなかなか無茶ですよね笑
発音を覚えることで単語の暗記がしやすくなりますし、リスニング対策にもなりますので、音声を聞くのは一石二鳥なのでおすすめです。
銀フレの音声については専用のアプリで聞くことができます。
音声の聞き方については後ほど紹介しますね。
2.和訳をできるようにする
単語の発音を覚えたら和訳をできるようにしましょう。
つまり、英単語を見て日本語訳を答えられるようにするということですね。
和訳できるようになることで、今後のTOEIC学習やTOEICの試験でしっかりと活きてきます。
一度に全ての日本語訳を覚えようとせず、核となる意味から覚えて、何周もしていく中で少しずつ覚えていくといいと思います。
この際、単語の発音も合わせてやることで、音でも覚えることができるので、ぜひ発音も一緒にやってみてください。
3.例文で単語の使い方を確認する
単語の和訳がある程度できるようになったら、例文で単語の使い方を確認しましょう。
銀フレでは例文で覚えられるよう7単語以下の作りとなっており、効率的に学習することができるようになっています。
私個人の使い方としては、普段の座学では和訳を中心に学習して、入浴中や移動中などの隙間時間を使って、音声で例文を確認するようにしてます。
4.関連語や補足説明を確認する
これまでの学習でかなり単語(特に見出し語)を覚えられてきたのではないでしょうか。
後は、関連語を覚えたり、補足説明を確認してより濃く記憶に定着させていきましょう。
単純に単語と日本語訳を1対1で覚えるよりも、関連情報も押さえておくことで、より記憶に定着しやすくなるはずです。
5.英訳をできるようにする(余裕があれば)
最後は余裕があればというレベルですが、英訳できるようにしていきましょう。
とはいえ、TOEICでは英訳することはないので、単純にTOEICのスコアを上げたい方はこちらはやらなくていいと思います。
それよりも紹介した1〜4を何度も繰り返す時間に当てた方が効率的ですので。
反対にTOEICだけでなく、英会話の習得を目指している方などはぜひやってみてください。
銀のフレーズの音声の聞き方
銀のフレーズの使い方の中で触れましたが、銀のフレーズでは「abceed」というアプリで収録されている単語や例文の音声を聞くことができます。
音声を聞くまでの大まかな流れは以下のような感じです。
音声の聞き方
- abceed アプリをインストールする
- abceed アプリを開く
- 下のメニューから「教材」を選択する
- 右上の検索ボタンから「銀のフレーズ」と検索する
- 検索結果から銀のフレーズをタップする
- 「音声(無料)」をタップする
- お好みの形式をタップする
- 音声を聞きたい単語をタップし、音声を聞く
それぞれ実際の画像を用いて補足をしていきますね。
1.abceed アプリをインストールする
abceed はAndroid、iOSどちらにも対応しています。
ご自身のスマホに合わせてGoogle Play、App Storeから「abceed」と検索してインストールします。
2.abceed アプリを開く
abceed アプリをインストールしたら早速アプリを開きましょう。
3.下のメニューから「教材」をタップする
下のメニューにある本のマーク「教材」をタップします。
4.検索バーから「銀のフレーズ」と検索する
上にある検索バーをタップします。
検索ワードを入力できるようになるので、「銀のフレーズ」と入力し検索します。
5.検索結果から銀のフレーズをタップする
検索結果に表示されている銀のフレーズをタップします。
6.「音声(無料)」をタップする
ヘッドホンのマークの「音声(無料)」をタップします。
音声は完全無料で聞くことができます。
7.お好みの形式をタップする
音声のパターンが異なる以下の4つが表示されると思います。
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
→見出し語 - 例文訳 - 例文 - 例文 - 出る単特急 銀のフレーズ - 英語のみ
→見出し語 - 例文
8.音声を聞きたい単語をタップし、音声を聞く
お好みの形式をタップしたら、後は聞きたいものをタップして聞くだけです。
銀のフレーズを使う際の注意点・ポイント
最後に銀のフレーズを使う際の注意点・ポイントについて紹介します。
銀のフレーズを使う際の注意点・ポイント
- 付属の赤シートを使って勉強すると英訳の学習となる
- 情報量が多いので、一度に全て覚えようとしない
- 中々覚えられない単語は覚え方を工夫する
- 簡単に感じる箇所は飛ばしてOK
こちらもそれぞれ詳しく説明していきます。
付属の赤シートを勉強すると英訳の学習となる
銀のフレーズには赤シートが付属しているのですが、この赤シート英訳の学習にしか対応していないんです。
単語を覚えようと思って赤シートを被せても、消えるのは単語の方で日本語訳を見て英単語を答える作りになっています。
もちろんこれはこれでいいとは思うのですが、TOEICのスコアを上げようと思ったらまずは和訳ができるようになるべきと思いますので、最初は赤シートを使わないで学習するのがおすすめです。
銀のフレーズの構成として、単語の下に日本語訳があるので、しおりなどで日本語訳を隠しながら勉強すればいいと思います。
情報量が多いので、一度に全て覚えようとしない
銀のフレーズは単語と日本語訳の他に、例文・関連語・補足説明・Supplementと呼ばれる見出し語以外でTOEICによく出る単語をまとめたページもあり、かなり情報量が多いです。
一度に全て覚えようとするとキャパオーバーしてしまう可能性が高いので、少しずつ覚えていくようにしましょう。
例えば、まずは和訳から覚えるとか、見出し語から覚えるなど、ターゲットを明確にしてやると無理なく続けることができ、最終的には覚えることができると思いますよ。
中々覚えられない単語は覚え方を工夫する
銀のフレーズを何周もやっていても、中々覚えられない単語というのが出てくると思います。
例えば、スペルや発音が似ていて意味が異なる単語や、同じ意味だけど別の単語、名詞や形容詞・副詞で微妙にスペルが違う単語などが挙げられます。
これらを銀のフレーズ内で覚えようとすると中々大変なので、こういった単語はノートなどに一箇所に整理するなどして工夫していくことが大切です。
工夫の仕方は人それぞれですが、中々覚えられない単語に出会った際はぜひこちらの内容を思い出していただければと思います。
簡単に感じる箇所は飛ばしてOK
銀のフレーズはTOEIC初級者向けの単語帳なので、高校レベルの単語も含まれています。
ですので、比較的知っている単語が多い方もいらっしゃるかと思いますので、そういう場合は飛ばしちゃいましょう。
銀のフレーズは徐々に単語レベルが上がっていく作りになっているので、ご自身に合ったレベルの箇所から進めていくと効率的に勉強できると思います。
場合によっては銀のフレーズではなく、金のフレーズから始める方がいい場合もありますので、一度手にとって内容を確認してみるのもありです。
金のフレーズについては以下の記事で紹介してますので、金のフレーズに興味のある方はチェックしてみてください。
まとめ
今回は銀のフレーズの使い方について紹介しました。
紹介した使い方でいいなと思った箇所があったら、ぜひ取り入れていただき、今後のTOEIC学習の一助になれば幸いです。