この記事は以下のようなお悩みをお持ちの方にピッタリの内容になっています。
お悩み
- スタディサプリTOEICの効率的な使い方を知りたい
- スタディサプリTOEICを使ってスコアを上げたい
記事の内容は以下の通りです。
記事の内容
TOEICのスコアを上げたくてスタディサプリTOEICを始めたという方は多いのではないでしょうか(私もその内の1人です)。
ただ、実際始めてみるとスタディサプリTOEICにはさまざまなコンテンツがあり、ボリュームがあるので何からどんな風に使っていくのがいいのだろうと疑問に思いました。
どうせやるなら効率よくやって確実にスコアを上げたいところですよね。
この記事では、スタディサプリTOEICでスコアを上げていくためにどのように使っていくのがいいのか、といった具体的な内容を紹介していきます。
実際に私自身がやってみた経験を元に紹介していきますので、参考にしていただけると幸いです。
スタディサプリTOEICを使う前の事前準備
まずはスタディサプリTOEICを使う前の事前準備を確認していきましょう。
いきなりスタディサプリTOEICを使い始めるよりもはるかに効果的かつ効率的だと思いますので、はやる気持ちを抑えてしっかり準備していきましょう。
以下の4つについて紹介していきます。
スタディサプリTOEICを使う前の事前準備
- 現状の把握
- 目標スコアの設定
- 目標スコアを達成するまでの期限
- 学習計画の作成
現状の把握
まずは現状の英語力を把握しましょう。
把握することで、この後紹介する目標スコアや学習計画を立てる際に役立ちます。
現状の英語力を把握するには、TOEICの公式問題集やスタディサプリTOEICの実戦問題集など模試形式でテストしてみて確認するのがいいかと思います。
実際にTOEICのテストを受けてみるのが手っ取り早いのですが、TOEICのテストは事前の申し込みが必要で、タイミングによってはテストまで日にちが空いてしまう可能性がありますので。
現状のおおよそのスコアや各パートの正答率からどこが苦手なのかなどを把握しておくといいでしょう。
目標スコアの設定
現状の把握ができたら、目標スコアを設定しましょう。
目標スコアを設定することで、どのくらいの正答率があれば良いのかや、何をやるべきなのかを把握することができます。
効率よくスコアを上げたいのであれば、目標スコアは欠かせませんね。
目標スコアを達成するまでの期限
現状の把握ができて、目標スコアを設定したら、後はその目標スコアをいつまでに達成したいのかという期限を決めましょう。
目標スコアによっては勉強期間は変わってきますが、個人的にはあまり長すぎるのはおすすめしません。
理由としては、
- 勉強を継続するのが大変
- 余裕がありすぎると勉強に熱が入りにくい
- ギリギリになって焦ってしまう
などが考えられるからです。
経験がある方もいらっしゃるかと思います。
効果的かつ効率的にやるならできれば勉強期間は短い方がいいですしね。
学習計画の作成
これまでの内容が決まれば、後は逆算して学習計画を作成するだけです。
ここでいう学習計画はざっくりとしたものでOKです。
この週までにこれを終わらせる、この月はこれをやるみたいな感じですね。
実際にやってみないとどのくらい時間がかかるかも読みにくいかと思いますので、大まかに計画を立てましょう。
大まかに計画を立てておけば、勉強の進み具合が順調かを見極められますし、必要に応じて計画を修正することもできますしね。
スタディサプリTOEICの全体の進め方
さて、事前準備を踏まえて、スタディサプリTOEICの全体の進め方は以下の通りです。
スタディサプリTOEICの全体の進め方
- 基礎固め
- パート別対策
- 実戦演習
- 模試
無理なく段階的に進められる流れになっているかなと思います。
1つずつ詳しくみていきましょう。
1.基礎固め
基礎固めでは、スタディサプリTOEICの以下のコンテンツを使っていきます。
- TEPPAN英単語
- TEPPAN英熟語
- パーフェクト講義 - 英文法編
まずは基礎固めとして、単語・熟語・文法を上記のコンテンツで固めていきましょう。
どれもTOEICに特化した内容になっているので、基礎固めにもってこいです。
もし難しいと感じたら、基礎講座という高校レベルまでの単語・文法・リスニングを学べるコンテンツもあるので、先に基礎講座をやるのがおすすめです。
2.パート別対策
パート別対策では、スタディサプリTOEICの以下のコンテンツを使っていきます。
- パーフェクト講義
パーフェクト講義はTOEIC L&R テストのパートごとに対策できるコンテンツになっているので、これで各パートの特徴や解き方をしっかり学びましょう。
基礎固めができていると、問題を解く上でポイントとなる単語・熟語・文法についてはある程度理解できている状態となっているかなと思いますよ。
3.実戦演習
実戦演習では、スタディサプリTOEICの以下のコンテンツを使っていきます。
- 実戦問題集
- 実戦問題集NEXT
実戦問題集は実際のTOEICのテストと同じ形式・問題数で構成されているので、実戦感覚を養っていきましょう。
実戦問題集・実戦問題集NEXTはどちらもTOEICのテスト10回分、合わせて20回分も収録されており、全てやるにはとても時間がかかります。
もちろん全てやるに越したことはないのですが、学習計画や目標スコアに合わせて調整しましょう。
実戦問題集を解いて苦手なパートがあれば、パート別対策のパーフェクト講義に戻って対策するとより効率よくスコアアップを狙えます。
4.模試
模試では、スタディサプリTOEICの以下のコンテンツを使っていきます。
- 実戦問題集
- 実戦問題集NEXT
最後の模試では実際のテストを想定して、2時間で問題を解く練習をしましょう。
ただ、上記に記載した実戦問題集・実戦問題集NEXTはアプリ版だと全問通しで解くことができない構成となっています(数問ごとに解答や復習コンテンツがある)。
なので、別途購入が必要となってしまうのですが、実戦問題集・実戦問題集NEXTのテキストを活用する形になります(テキストとアプリ版で問題に違いはない)。
アプリ版と同じ問題が収録されているテキストを買うのがアレな方は、TOEICの公式問題集が個人的にはおすすめです。
こちらでも模試形式で解くことができますので。
スタディサプリTOEICの具体的な使い方
では各コンテンツの具体的な使い方についてです。
全体の進め方に合わせて以下の順で紹介していきますね。
- TEPPAN英単語
- TEPPAN英熟語
- パーフェクト講義 - 英文法編
- パーフェクト講義
- 実戦問題集・実戦問題集NEXT
ではみていきましょう。
TEPPAN英単語
TEPPAN英単語の使い方は以下の通りです。
TEPPAN英単語の使い方
- 音声を聞いて正しい発音を覚える
- 復習トレーニング機能を活用する
- 例文や関先生の解説も確認する
- 学習する範囲を明確にする
- 時間をかけ過ぎずに何周もする
TEPPAN英単語は特に5つ目の使い方が大切になってきます。
とにかく単語は覚えておけば問題を解ける可能性が高くなりますので、何周もしてしっかり覚えるようにしましょう。
各使い方の詳細や使う際の注意点、TEPPAN英単語のコンテンツ内容などについては、以下の記事で紹介しています。
TEPPAN英熟語
TEPPAN英熟語の使い方は以下の通りです。
TEPPAN英熟語の使い方
- 毎日少しずつ学習する
- 例文や解説を確認する
- 復習トレーニング機能を活用する
熟語なので基本的にはTEPPAN英単語と大きくは変わりません。
単語と同じく覚えておけば問題を解ける可能性が高くなるので、しっかり覚えておきたいところです。
各使い方の詳細やTEPPAN英熟語のコンテンツ内容などについては、以下の記事で紹介しています。
パーフェクト講義 - 英文法編
パーフェクト講義 - 英文法編の使い方は以下の通りです。
パーフェクト講義 - 英文法編の使い方
- 基本は全て解く
- 時間があまり取れない場合は苦手な文法事項に絞る
パーフェクト講義 - 英文法編はかなりボリュームがありまして、1周するだけでも十数時間はかかるかと思います。
内容としては文法事項ごとにレッスンが分かれているので、必要な文法事項に絞るなどして効率よくやるというのも手です。
スケジュール的に余裕がある人はぜひ全てのレッスンを解いてみてください。
TOEICに頻出の文法事項を理解することができますので。
そのほか、パーフェクト講義 - 英文法編を使う際の注意点やコンテンツ内容などについては以下の記事で紹介しています。
パーフェクト講義
パーフェクト講義の使い方は以下の通りです。
パーフェクト講義の使い方
- 基本は全て解く
- 時間があまり取れない場合は苦手なパートに絞る
パーフェクト講義 - 英文法編と同じくボリュームがありまして、1周するのに50時間前後はかかると思います。
ですので、こちらも苦手なパートを優先的にやっていくのが良いかなと思います。
もちろん余裕がある方はぜひ全てのレッスンにチャレンジしてみてくださいね。
そのほか、パーフェクト講義を使う際の注意点やコンテンツ内容などについては以下の記事で紹介しています。
実戦問題集・実戦問題集NEXT
実戦問題集・実戦問題集NEXTの使い方は以下の通りです。
実戦問題集・実戦問題集NEXTの使い方
- 本番を想定して、制限時間内に解く意識で取り組む
- 動画解説は必ず確認し、しっかり復習する
- 全ての問題を解こうとしなくてOK
実戦問題集・実戦問題集NEXTは合わせてTOEICのテスト20回分の問題が収録されており、ボリュームがすごいです。
何回分かはやるとして、そこから苦手なパートの対策や文法の対策など改めて苦手を把握するのに活用するのがいい感じかと思いますよ。
また、全問通しでは解くことはできますが、各問題単位で制限時間が設定されているので、本番を想定して時間内で解ききることを意識すると、実際のテストでも活きてきますよ。
実戦問題集を使う際の注意点やコンテンツ内容などは以下の記事で紹介しています。
スタディサプリTOEICを使う際のポイント・注意点
使い方と合わせて、スタディサプリTOEICを使う際のポイント・注意点は以下の通りです。
スタディサプリTOEICを使う際のポイント・注意点
- 対策するパートに優先度を設定する
- 仕上げに模試をやってみる
- 短い時間でも毎日続けよう
- 紹介したコンテンツ以外はやらなくてOK
1つずつみていきましょう。
対策するパートに優先度を設定する
対策するパートに優先度を設定することで、効率よくスコアアップを狙うことができます。
例えば、リスニングセクションで最も問題数の少ないパート1ばかり対策するのではなく、問題数の多いパート3・4を重点的に対策した方がスコアアップしやすいですよね。
他にも得意なパートばかり対策するよりも、苦手なパートを対策した方がスコアアップを狙いやすいです。
こんな感じで、ご自身の状況などに合わせて、どこのパートを優先して対策していくのかを設定できると、効率よくスコアアップを狙えますよ。
仕上げに模試をやってみる
全体の進め方でも紹介しましたが、実際にTOEICのテストを受ける前に模試を受けたいところです。
模試を受けることで現状の仕上がりを確認できますし、実際のテストの予行練習にもなります。
特にTOEICのテストは時間が足りないと言われますので、模試でペース配分などを確認しておくことで、実際のテストでも慌てずに力を発揮しやすくなるはずですので。
短い時間でも毎日続けよう
やはり学習において、毎日続けるというのは非常に大切です。
1日学習しないとそのままズルズルいってしまうかもですが、習慣化できれば学習を継続しやすいですからね。
また、スタディサプリTOEICでは何日連続で学習したかや学習時間が可視化されていますので、継続しやすい仕組みとなっているので、ぜひ学習実績をみてモチベーションを保ちましょう。
紹介したコンテンツ以外やらなくてOK
効果的かつ効率的にスコアアップを目指す場合は、今回紹介したスタディサプリTOEICのコンテンツ以外はやらなくてOKです。
具体的に記載すると、
- アダプティブ講座
- 1分クイズ
の2つがそれにあたります。
どちらも良いコンテンツではあるのですが、TOEICのスコアアップという点ではやる必要性はないからです。
どんな感じか試しにやってみるのはいいですが、ほどほどに済ませるのが吉です。
どうしても短期間で確実にスコアを上げたい場合は?
これまでスタディサプリTOEICの使い方について紹介してきましたが、何となくお気づきかもですが普通に時間がかかります。
おそらく半年近くかかる方もいらっしゃるでしょう。
とはいえ、中には短期間でスコアを上げたいと思われている方もいらっしゃるかと思います。
そんな方におすすめなのが、スタディサプリTOEICのパーソナルコーチプランです。
パーソナルコーチプランでは、専属のコーチによるサポートがあり、最短3ヶ月のプランから利用することができます。
パーソナルコーチプランについては以下の記事で解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回はスタディサプリTOEICの使い方について詳しく紹介してきました。
使い方に正解はありませんので、あくまで参考にしつつご自身に合ったやり方で進めてみてくださいね。