お悩み
- TOEICの470点って英語力としてどのくらいのレベルなの
- TOEICで470点を取るには、どんな勉強をすればいいんだろう?
このようなお悩みを解決する記事になっています。
記事の内容
これから初めてTOEICを受ける方にとって、TOEICスコア470点を目指すのは最初の一歩になるかと思います。
ただ、TOEICで470点を取るために何をしたらいいのか迷うポイントではないでしょうか。
この記事では、私自身の体験を元にTOEIC470点を達成するための最短ルートと具体的な勉強法を紹介します。
また、私が実際に使用して効果があった教材も合わせて紹介します。
TOEICスコア470点は決して取れないスコアではないですので、今回紹介する内容を参考にしていただけると嬉しいです。
TOEICにおける470点とは?
まずはTOEICにおける470点について、以下の観点で紹介していきます。
- 全体感
- レベル感
- TOEICの平均点
- スコア分布
では、見ていきましょう。
全体感
TOEICはリスニングセクション495点、リーディングセクション495点合わせて990点のテストです。
なので、470点はだいたい半分くらいのスコアといった感じですね。
レベル感

TOEICスコア470点は上記の資料によると、
- A〜Eの5段階の内C(真ん中)に相当
- 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる
といったレベル感になるようです。
また、英語の試験としてメジャーな英検については、準2級に相当するスコアだそうです。
これだけ聞くとそれほど悪くはないように感じます。
TOEICの平均点
2023年度のTOEICの平均スコアは612点なので、470点より約140点上回っています。
平均スコアより少し離れたスコアとなりますが、これはTOEICの勉強をして受験された方の中での平均となるので必然的に高くなってきます。
なので、特に気にする必要はないと思います。
スコア分布
こちらはTOEICの公式発表している2023年度の平均スコアの分布図です。
470点は445〜に当てはまるので、全体の8%くらいの方がこのあたりのスコアということがわかります。
TOEICで470点取るために必要な勉強時間
TOEICのスコアを100点上げるのに必要な勉強時間は約200時間と言われています。
仮に現在のスコアが300点の場合、170点スコアを上げるには目安として約340時間必要となってきます。
1日に3時間勉強した場合は、約4ヶ月かかる計算になります。
つまりTOEICのスコアを上げるというのはとても大変なことですので、目標のスコアや勉強スケジュールを立てる際は無理のない範囲で決めるのが大切です。
いきなり200点、300点アップを目指すのではなく、段階的に上げていくようにしましょう。
TOEICで470点取るためのポイント
次にTOEICで470点取るためのポイントを3つ紹介していきます。
470点取るためのポイント
- TOEICの問題形式に慣れよう
- TOEICの基礎力を身につけよう
- TOEICのスピード感に慣れよう
470点というと、TOEICをこれから受けようとされる初心者の方が多いと思いますので、上記のポイントを挙げました。
順番に詳しくみていきましょう。
TOEICの問題形式に慣れよう
1つ目のポイントは「TOEICの問題形式に慣れよう」です。
TOEICはパート1からパート7まであり、各パートごとに問題形式が決まっています。
なので、しっかり対策しておくことであらかじめTOEICの問題形式に慣れておくことができます。
問題形式に慣れていれば気持ちの余裕ができ、高スコアに繋がってくるはずですよ。
TOEICの基礎力を身につけよう
2つ目のポイントは「TOEICの基礎力を身につけよう」です。
TOEICにはよく出る単語や文法があります。
特に単語に関しては、中学・高校で習う単語とは違った単語が出てくるので、このあたりを身につけているだけでかなり変わってきます。
まずはしっかりTOEICによく出る単語・文法を対策しましょう。
TOEICのスピード感に慣れよう
3つ目のポイントは「TOEICのスピード感に慣れよう」です。
TOEICのテスト時間はリスニング45分、リーディング75分の合計120分です。
リスニングは基本的に音声に従って進めていくので特に問題ないのですが、リーディングは自分次第の時間配分になってきます。
TOEIC初心者の内はこのリーディングの時間が足りなくて、最後まで解ききれないことが十分起こり得ます。
ですので、日頃の勉強から時間配分を意識しつつ、自分に合った時間配分を見つけるようにしましょう。
TOEICで470点取るための勉強法
次にTOEICで470点取るための具体的な勉強法を4ステップで紹介していきます。
470点取るための勉強法
- 現在の実力を把握する
- 単語・文法の基礎を固める
- 各パート別の対策をする
- 本番を想定して模試を解く
こちらも順番に詳しくみてみましょう。
1.現在の実力を把握する
最初のステップは「現在の実力を把握する」です。
この後紹介するTOEICの公式問題集や模試などで現在の実力を把握しましょう。
実際にTOEICのテストを受けるでもいいのですが、事前の申し込みがですぐに受けることができないのでサクッとやれる模試がおすすめです。
実力を把握することで、
- 適切な目標スコアを設定できる
- 苦手なパートを把握できる
ので、効率よく勉強を進めることができますよ。
すでに把握している方はスキップして次に進みましょう。
2.単語・文法の基礎を固める
次のステップは「単語・文法の基礎を固める」です。
単語と文法はこの後紹介する教材などで1冊勉強すれば十分です。
基礎となる単語・文法は限りがあるので、ここで固めておくことで、この後の勉強をよりスムーズに進めることができますよ。
3.各パート別の対策をする
次のステップは「各パート別の対策をする」です。
パート別の対策はTOEIC対策の教材を使っていけばOKです。
特に苦手なパートを優先して対策していくと効率よくスコアアップを狙うことができますよ。
ここでしっかりTOEICの問題形式に慣れていきましょう。
4.本番を想定して模試を解く
最後のステップは「本番を想定して模試を解く」です。
模試を解いてこれまでの勉強の成果を確認していきます。
模試を解く際は本番と同じように時間を測って解いていきましょう。
ここでTOEICのスピード感に慣れていきたいところです。
また、改めて弱点を確認して、そこを再度対策するのがおすすめです。
TOEICで470点取るためのおすすめ教材
次におすすめの教材を6つ選んでみました。
470点取るためのおすすめ教材
- スタディサプリTOEIC
- はじめて受けるtoeic全パート完全攻略
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
- TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問
- TOEIC L&R TEST 5分間特急 超集中リスニング
- 公式TOEIC Listening & Reading 問題集
簡単に各教材について紹介していきます。
1.スタディサプリTOEIC
おすすめの教材1つ目は「スタディサプリTOEIC」です。
スタディサプリTOEICはTOEIC対策ができるオンラインサービスです。
TOEICの基礎から全てのパートまで対策できるので、これ一つでTOEIC対策はバッチリです。
2.はじめて受けるtoeic全パート完全攻略
おすすめの教材2つ目は「はじめて受けるtoeic全パート完全攻略」です。
こちらはタイトルにもある通り、TOEICを初めて受ける方向けの総合対策書です。
各パートの詳細や問題の形式、解き方などを一通り対策できるようになっています。
3.TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
おすすめの教材3つ目は「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」です。
銀のフレーズは単語帳でして、TOEICの単語帳として定番の金のフレーズよりも易しい入門書となっています。
TOEICの単語の基礎はこちらで対策していきましょう。
4.TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問
おすすめの教材4つ目は「TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問」です。
はじめの400問は文法対策の問題集でして、こちらもTOEICの文法対策で定番のでる1000問より易しい入門書です。
TOEICの文法の基礎を固めるのにピッタリです。
5.TOEIC L&R TEST 5分間特急 超集中リスニング
おすすめの教材5つ目は「TOEIC L&R TEST 5分間特急 超集中リスニング」です。
超集中リスニングはその名の通り、TOEICのリスニングに特化した教材です。
リスニングの教材はリーディングと比べて少ない印象がありますが、リスニング対策はまずこちらをやっておけば間違いないと思いますよ。
6.公式TOEIC Listening & Reading 問題集
おすすめの教材6つ目は「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」です。
公式問題集はTOEICのテスト問題を作成している会社が出版している、数少ない公式の教材です。
TOEICのテストが2回分収録されており、テスト前の模試として使うことができます。
TOEICで470点を取ったら
TOEICで470点取れたら、次の目標としては730点ラインとなってきます。
730点は、
- A〜Eの5段階の内B(上から2番目)に相当
- どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている
といった感じです。
TOEICの平均点(2023年度は612点)を超えてくるスコアになってきます。
ただ、いきなり730点を目指すのはなかなか大変なので、段階的にまずは平均点くらいを目標にするのがおすすめです。
スコアを上げるのは時間がかかりますので、地道にコツコツ続けていきましょう。
まとめ
今回はTOEICで470点を取るためにといったテーマで紹介してきました。
紹介した通り、TOEICで470点を取るためには慣れと基礎がポイントになってきます。
まずはしっかりTOEICに慣れていき、着実に力をつけていきましょう。