お悩み
- TOEICを受けたいけど、何から始めればいいかわからない
- 参考書やアプリが多すぎて、どれを選べばいいのか迷ってしまう
上記のようなお悩みを解決する記事になっております。
記事の内容
TOEIC初心者にとって、最初の一歩は特に重要です。
間違った方法や非効率なやり方を選んでしまうと、せっかくの努力がなかなか結果に結びきません。
この記事では、TOEIC初心者が「まずやるべきこと」を具体的に解説していきます。
この記事の内容を参考にすることで、何から始めれば良いかが明確になり、効率よく目標スコアに近づけるようになるはずです。
ぜひ気になる箇所だけでもチェックしていただけると嬉しいです。
TOEIC初心者がまずやること6ステップ
ではさっそく、TOEIC初心者がまず最初にやることを6つ紹介していきます。
TOEIC初心者がまずやること6ステップ
- TOEICの試験内容を知る
- 現在の実力を確認する
- 現実的な目標スコアを決める
- TOEIC対策に使用する教材を選定する
- TOEICの受験日を決める
- 大まかなスケジュールを立てる
1つずつ詳しく紹介していきます。
1.TOEICの試験内容を知る
1つ目は「TOEICの試験内容を知る」です。
これからTOEICの試験を受けようとしているのに、TOEICのことを知らないわけにはいきませんよね。
TOEICについて知っている方は多いと思いますが、具体的な試験内容については知らないという方もいるかと思います。
ざっと、試験時間や問題数、問題の構成などを大まかにでも知っておきましょう。
とはいえ、今後実際にTOEICの勉強を始めると自ずとTOEICの試験内容について詳しくなりますので、飛ばしてしまってもOKです。
2.現在の実力を確認する
2つ目は「現在の実力を確認する」です。
この後紹介することの前提として、現在の実力を確認するのはとても重要です。
現在の実力が分からないと目標を立てづらいですし、使う教材も変わってきますからね。
実力を確認する方法としては、
- TOEICの試験を受けてみる
- TOEICの公式問題集を解いてみる
の2パターンあるかなと思います。
個人的には、すぐに確認できるという点で「TOEICの公式問題集を解いてみる」がおすすめです。
具体的な教材については後ほど紹介しますね。
3.現実的な目標スコアを決める
3つ目は「現実的な目標スコアを決める」です。
現在の実力が分かったら、目標スコアを決めてみましょう。
ただし、いきなり満点の990点を目指すのではなく、現実的なスコアを目標にしましょう。
TOEICのスコアというのは、とにかく上げるのに時間がかかるものなんです。
なので、TOEIC初心者の方であれば、まずはTOEICの平均くらいの600点を目指すのが無難かと思いますよ。
4.TOEIC対策に使用する教材を選定する
4つ目は「TOEIC対策に使用する教材を選定する」です。
現在の実力が分かって、目標スコアが決まれば、いよいよ教材の選定です。
TOEICの教材は市販の参考書だけでなく、アプリやスクールなど無限にあります。
教材選びをする上で注意したいのですが、やはり自分のレベルに合っているかです。
TOEICのスコアは急激に一気に上がらないので、自分のレベルから少し上くらいの間で教材を選ぶといいと思います。
TOEIC初心者の方におすすめの教材については後ほど紹介します。
5.TOEICの受験日を決める
5つ目は「TOEICの受験日を決める」です。
勉強にしろ何にしろ、期限を決めておくことで、その期間しっかりTOEICの勉強に集中することができます。
このあたり決めておかないと、どんどん先延ばしになって、結果全然勉強しておらずスコアが上がらなかったといったことは避けたいですからね。
個人的にはあまり先すぎる予定にせず、数ヶ月から長くて半年先くらいで考えておくのが良いかと思っています。
6.大まかなスケジュールを立てる
6つ目は「大まかなスケジュールを立てる」です。
TOEICの受験日が決まればそこから逆算して、大まかにスケジュールを立てましょう。
細かいスケジュールを立てるのは大変ですし難しいので大まかでOKです。
例えば、この週・月はこの教材をやろうだとか、受験日までの期間の半分くらいで模試を受けてその時点での実力を確認しようみたいなのでいいと思います。
1番気をつけたいのが、スケジュールを立てなかったが故に、やろうとしていたことができなかったという事態です。
スケジュールを立てておけば、全体感を掴めますし、仮に予定より遅れてもリカバリー案を立てやすいはずですので。
TOEIC初心者が勉強する際のポイント・注意点5つ
次にTOEIC初心者が勉強する際のポイント・注意点を5つ紹介します。
勉強する際のポイント・注意点
- TOEICの問題形式に慣れる
- 優先順位を付けて対策する
- 試験を想定して問題を解く
- 継続的に勉強する
- いろんな教材に手を出さない
こちらも1つずつ詳しく紹介していきます。
1.TOEICの問題形式に慣れる
1つ目は「TOEICの問題形式に慣れる」です。
TOEICの問題形式は各パートごとに決まっているので、慣れておくことが非常に重要です。
TOEICの問題形式に慣れているだけで、心の余裕が出てくると思います。
慣れに関しては、TOEIC対策に特化した教材で勉強していけば自然と慣れていくので、それほど気にする必要はないかもです。
2.優先順位を付けて対策する
2つ目は「優先順位を付けて対策する」です。
これは当たり前の話かもですが、優先順位を付けることで効率的にTOEIC対策を進めることができます。
特に苦手なパートを優先的に対策することで、グッとスコアアップを狙っていきたいところです。
3.試験を想定して問題を解く
3つ目は「試験を想定して問題を解く」です。
試験を想定してだと漠然としているのでもう少し詳しく書くと、時間を意識して問題を解くということです。
TOEICの試験時間は2時間と長丁場ですが、最後の問題まで解ききれないほど問題数が多いです。
特に最後のパート7にどれだけ時間を残せるかが大切だったりするので、日頃から1問あたりにかける時間を意識しておくと本番に活きてきます。
4.継続的に勉強する
4つ目は「継続的に勉強する」です。
これは当たり前のことですが、継続無くしてスコアアップを狙うことは難しいです。
毎日少しの時間でもTOEICの勉強に時間を当てるようにしてみてください。
また、継続という観点から長期間TOEICの勉強を続けるのは大変なことですので、まずやることで紹介したTOEICの受験日はあまり先すぎないようにするのも継続する上でポイントになるかと思います。
5.いろんな教材に手を出さない
5つ目は「いろんな教材に手を出さない」です。
こちらも当たり前のことですが、やると決めた教材をしっかりやり込んでください。
いろんな教材に手を出してしまうと、どれも中途半端になり手が回らなくなるかと思いますので。
選んだ教材を信じて、最後までやりきりましょう。
TOEICのスコアアップに必要な勉強時間
TOEICのスコアアップに必要な勉強時間は、100点上げるのに約200時間の勉強時間が必要と言われています。
こちらは研究データによって算出された時間なので、かなり参考になるかと思います。
これだけ見ると、スコアを上げるのがいかに大変なのかがお分かりいただけるかと思います。
目標スコアを決める際やスケジュールを立てる際の参考にしてみてください。
TOEIC初心者におすすめの勉強の流れ
TOEIC初心者におすすめの勉強の流れは以下の通りです。
おすすめの勉強の流れ
- TOEICの基礎の習得
- パート別対策
- 模試
- 苦手なパートの対策
最初の実力確認でTOEICのスコアが600点未満の場合、基礎的な英語力が足りていない可能性が高いので、まずは基礎(中学・高校レベル)を固めるところから始めるのがおすすめです。
反対にスコアが600点以上の場合はすでにある程度の基礎が身についていると判断できるので、パート別対策から始めてみましょう。
パート別対策をしたら公式問題集などの模試を受けてみて、改めてどのパートが苦手なのか確認し、そこをさらに対策するというのを繰り返す感じです。
必要に応じて、パート別対策だけでなく、単語や文法などの対策をして、より基礎を固めるなど臨機応変に対策していきましょう。
TOEIC初心者におすすめの勉強法
TOEICの勉強法は多岐に渡るので、どれを選べば良いか迷われるかと思います。
そこで、パターン別におすすめの勉強法をここでは紹介していきます。
おすすめの勉強法
- 隙間時間を活用したい方:アプリ
- 短期間でより確実にスコアを上げたい方:スクール
- まとまった勉強時間を確保できる方:参考書・アプリ・スクールのどれでも
上記を参考にご自身に合った勉強法を選んでいただければと思います。
勉強法を選ぶ際の目安
参考程度に、勉強法を選ぶ際の目安となるよう、いくつかの観点で3つの勉強法を比較してみました。
勉強法を選ぶ際の目安
- コスト:参考書 < アプリ < スクール
- 手軽さ:スクール < 参考書 < アプリ
- サポート:参考書 < アプリ < スクール
- 自由度:アプリ < スクール < 参考書
それぞれ右にあるものの方が、その観点において優れているということになります。
どれもメリット・デメリットがありますので、お好みで選んでいただくで良いと思います。
具体的な教材名についてはこの後紹介していきます。
TOEIC初心者におすすめの参考書
ここからは具体的なおすすめの教材をそれぞれ紹介していきます。
まずはおすすめの参考書を5つ。
おすすめの参考書
- 【模試】公式TOEIC Listening & Reading 問題集
- 【総合対策】はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト 全パート完全攻略
- 【総合対策】TOEIC L&Rテスト 直前の技術
- 【単語】TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ・金のフレーズ
- 【文法】TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000問
これらであれば間違いないと思える教材ですので、ぜひチェックしてみてください。
詳しくは以下の記事で紹介しています。
TOEIC初心者におすすめのアプリ
次におすすめのアプリを3つ紹介します。
おすすめのアプリ
- スタディサプリTOEIC
- Santaアルク
- abceed
どれもTOEIC対策アプリとしては有名なものかと思いますので、ご存知の方も多いかもしれません。
TOEIC初心者という観点であれば、スタディサプリTOEICが1番おすすめです。
各アプリの詳細については以下の記事で紹介しています。
TOEIC初心者におすすめのスクール
次におすすめのスクールを3つ紹介します。
おすすめのスクール
- スタディサプリTOEIC パーソナルコーチプラン
- プログリット
- トライズ
一応紹介しましたが、参考書やアプリと比べるとかなり高額ですので、TOEIC初心者の方にはあまりおすすめしません。
ただ、どうしても1人での勉強に不安があるという方はスタディサプリTOEICのパーソナルコーチプランをチェックしてみてください。
比較的お手軽に利用できる料金ですし、無料体験もできますので。
まとめ
今回はTOEIC初心者がまずやるべきことについて紹介しました。
最初は何も分からない状態でのスタートとなりますが、この記事で紹介した情報を参考にしていただければ、より良いスタートとなるはずです。
TOEICの勉強はなかなか大変ではありますが、TOEICを受験したその先を想像して頑張りましょう。