- TOEICの勉強を効率よくやりたい
- スコアアップに繋がる勉強の進め方を知りたい
上記のようなお悩みを解決する記事になっています。
- TOEICのテストとは?
- TOEICの勉強を始める前の事前準備4つ
- TOEICの勉強の順番5ステップ
- TOEICの各パートごとの優先順位
- TOEICの勉強を効果的にするポイント3つ
- TOEICの勉強におすすめの教材
TOEICの勉強は多岐に渡るので、何をやったらいいんだろう、何からやったらいいんだろうと迷いますよね。
特にTOEICの勉強をこれから始める方であれば尚更です。
そのような方向けにこの記事では、TOEICの今日を始める前の事前準備から勉強の順番、またおすすめの教材まで紹介しています。
TOEICの勉強を進めていく上で参考になる内容になっていますので、ぜひ最後までチェックしていただけると嬉しいです。
TOEICのテストとは?
まず始めにTOEICのテストについて簡単にまとめてみました。
こちらの情報を前提にこの後の内容をみていただければと思います。
テスト内容 | リスニングとリーディング |
問題構成 | パート1から7の7つのパートで構成全200問 |
問題構成(リスニング) | 全100問 ・パート1:6問 ・パート2:25問 ・パート3:39問 ・パート4:30問 |
問題構成(リーディング) | 全100問 ・パート5:30問 ・パート6:16問 ・パート7:54問 |
試験時間 | 120分 (リスニング45分、リーディング75分) |
TOEICの勉強を始める前の事前準備4つ
TOEICの勉強を始める前にやっておきたい事前準備を4つ紹介します。
これをやっておくことで、より効率よく勉強を進めることができるはずです。
- 現在の実力を把握する
- 目標スコアを決める
- 使用する教材を決める
- 勉強スケジュールを作成する
それぞれ詳しく紹介していきます。
1.現在の実力を把握する
事前準備の1つ目は「現在の実力を把握する」です。
現在の実力を把握しないことには、この後のステップを進めることができませんよね。
方法としてはTOEICのテストを受けるのがベストだとは思うのですが、TOEICのテストは事前に申し込みをした上で受ける必要があり、結果が分かるまで時間がかかってしまいます。
なので手っ取り早く確認する方法として、TOEICの公式問題集を使って本番のテストと同じように解くのがおすすめです。
公式問題集というだけあり、TOEICのテストを実際に作成している会社が出版している教材ですので、クオリティは間違いないです。
2.目標スコアを決める
事前準備の2つ目は「目標スコアを決める」です。
現在の実力を把握したら、それを踏まえた目標スコアを決めましょう。
目標スコアとしてはTOEICの平均である600点や730点・860点あたりが一つの目安になってくるかなと思います。
3.使用する教材を決める
事前準備の3つ目は「使用する教材を決める」です。
現在の実力を把握して、目標スコアが決まれば次に使用する教材を決めましょう。
現在の実力よりも少し難しいかなくらいの教材であれば、無理なく勉強を進めることができます。
目標スコアまでまだ離れている場合は、焦らず少しづつステップアップできるように進めることがポイントです。
4.勉強スケジュールを作成する
事前準備の4つ目は「勉強スケジュールを作成する」です。
最後にTOEICの受験日をゴールに大まかな勉強スケジュールを作成しましょう。
細かいスケジュールをいきなり作ってそれ通りに進めるのは大変ですので、目安が分かる程度にざっくり作る感じで良いと思います。
スケジュールを作成しておけば、進捗を可視化できますし、リカバリーもしやすいはずですよ。
TOEICの勉強の順番5ステップ
次にTOEICの勉強の順番についてです。
全部で5ステップです。
こちらも順番に紹介していきます。
1.基礎の基礎を固める
まずは「基礎の基礎を固める」です。
基礎の基礎というのは、中学・高校レベルの内容を固めるイメージです。
いきなり次のTOEICの基礎固めからやるよりも、まずはしっかり英語の基礎をやっておくことで今後の勉強を効率よくすることができます。
もちろん、ある程度の英語力があるという方はスキップしてもOKです。
2.TOEICの基礎を固める
次に「TOEICの基礎を固める」です。
TOEICにはよく出る単語や文法があるので、その勉強をしていく感じです。
特に単語は中学・高校で習わないようなTOEICならではの単語が出てくるので、必ずやっておきたいです。
TOEICの基礎が固まれば、後はTOEICの問題に特化した勉強に集中することができますよ。
3.パート別の対策をする
次に「パート別の対策をする」です。
基礎が固まれば、TOEICの各パート別の対策をしていきます。
TOEICは各パートで問題の形式が異なるので、パート別の対策が必要になってきます。
ここでしっかり問題の形式に慣れて、より早く問題を解く練習をしていきましょう。
4.模試で成果を確認する
次に「模試で成果を確認する」です。
パート別の対策を一通り終えたら、模試を解いてみて成果を確認してみます。
ここでのポイントは高スコアを取れるに越したことはないのですが、それよりもどのパートが苦手なのかを把握したいです。
5.苦手なパートを重点的に対策する
最後に「苦手なパートを重点的に対策する」です。
模試を解いて把握した苦手なパートをしっかり対策していきます。
苦手をしっかり一つずつ潰していくことが、スコアアップへの近道だと思いますので、苦手なものをやるのは大変ですがめげずにやっていきましょう。
TOEICの各パートごとの優先順位
次にどのパートを優先的に勉強したらいいか紹介していきますと、簡単なパートから順にやっていくというのがおすすめです。
具体的に説明すると、以下のパートの順番です。
5 → 6 → 2 → 1 → 3 → 4 → 7
パート5・6は文法+リーディング全般の対策になりますし、パート1・2はリスニングの基礎を対策することができます。
パート3・4・7に関しては他に比べるとレベルが上がるので、他のパートに比べると優先度は下がってきます。
勉強の順番の最後で苦手なパートを対策すると紹介しましたが、迷われたらこの順番を参考にしてみてください。
TOEICの勉強を効果的にするポイント3つ
次に抑えておくとTOEICの勉強がより効果的になるポイントを紹介していきます。
- TOEIC対策に特化した教材を使用する
- 自分のレベルに合った教材を使用する
- 時間を意識して問題を解く
こちらも順番に紹介していきます。
1.TOEIC対策に特化した教材を使用する
ポイントの1つ目は「TOEIC対策に特化した教材を使用する」です。
当たり前のことですが、TOEIC対策に特化した教材を使う方が効率的です。
自宅に中学・高校の頃に使っていた教材があるかもですが、TOEICのテスト内容はまた違ったものになりますので、基本的にはその教材を使うのはおすすめできないです。
とはいえ、一から教材を揃えるのは大変ですし、お金もかかりますので、そういった場合におすすめの教材も後ほど紹介します。
2.自分のレベルに合った教材を使用する
ポイントの2つ目は「自分のレベルに合った教材を使用する」です。
難しすぎたり、反対に簡単すぎてもやはり勉強の効率は落ちてしまいます。
事前準備のところで現在の実力を把握すると紹介しましたが、目標スコアを決めるためでもあり、教材を選ぶ際の参考にしたかったからです。
使用する教材は自分レベルより少し難しいかなくらいのものがおすすめです。
3.時間を意識して問題を解く
ポイントの3つ目は「時間を意識して問題を解く」です。
TOEICの試験時間は120分と長丁場ではありますが、時間が足りずに最後まで解ききれないことが起こりえます。
というのも、リーディングセクションのパート7が長文問題であり、問題数が54問と多いのでシンプルに時間がかかるからです。
日頃の勉強から1問あたりにかける時間を意識して解くだけで、本番想定の練習にもなりますので、ぜひやっておきたいところです。
TOEICの勉強におすすめの教材
最後にTOEICの勉強におすすめの教材を紹介していきます。
全体・リスニング・リーディングの3つに分けて選んでみました。
全体
TOEICをこれ1つで対策できるおすすめの教材は以下です。
- スタディサプリTOEIC
- Santaアルク
どちらもTOEICの単語・文法はもちろん、パート別の対策が模試までできるようになっています。
それぞれ以下の記事で詳しく紹介しています。

リスニング
リスニング対策におすすめの教材は以下です。
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
- TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問
- TOEIC L&R TEST 5分間特急 超集中リスニング
- はじめてのTOEIC L&R テスト 全パート総合対策
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
- TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000問
- TOEIC L&Rテスト 直前の技術
- はじめてのTOEIC L&R テスト 全パート総合対策
上4つが初心者向け、下4つが中級者以上の方向けのおすすめ教材です。
各教材については以下の記事で詳しく紹介しています。

リーディング
リーディング対策におすすめの教材は以下です。
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
- TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問
- 世界一わかりやすいTOEICテストの英文法
- はじめてのTOEIC L&R テスト 全パート総合対策
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
- TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000問
- TOEIC L&Rテスト 直前の技術
- 公式TOEIC Listening & Reading 問題集
- TOEIC® L&Rテスト精選模試 リスニング3
こちらも上4つが初心者向け、下5つが中級者以上の方向けのおすすめ教材です。
各教材について以下の記事で詳しく紹介しています。


まとめ
今回はTOEICの勉強の順番をテーマに紹介しました。
改めて振り返ると、以下の順番で進めるのがおすすめです。
- 基礎の基礎を固める
- TOEICの基礎を固める
- パート別の対策をする
- 模試で成果を確認する
- 苦手なパートを重点的に対策する
ぜひこの記事の内容を参考に効率よく勉強し、スコアアップに繋がることを願っています。