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【TOEICは1問何点ではない】TOEICの配点・点数配分を紹介

この記事は以下のようなお悩みを解決する記事になっております。

お悩み

  • TOEICの配点・点数配分ってどうなっているの?
  • 採点方法は加点方式ではないって本当?

記事の内容は以下の通りです。

TOEICを受けようと思って勉強を始めてみると、そもそもTOEICの配点・点数配分ってどんな感じなんだろうって思った経験ありませんか?

TOEICを受けたことがない場合だとこのあたりを知らなかったりしますよね。

この記事では、TOEICの配点・点数配分から採点方法の仕組みまで、TOEICのスコアについて詳しく紹介していきます。

TOEICへの理解が深まり、効率よく勉強しスコアアップを目指せる内容になってますので、ぜひチェックしてみてください。

TOEICの配点について

まずはTOEICの配点について、以下のトピックを通して、理解を深めていきましょう。

  • 各セクションの配点
  • 各セクションの詳細な内訳
  • 試験結果に合否はない
  • TOEICの点数分布

順に紹介していきます。

各セクションの配点

TOEICは「リスニングセクション」と「リーディングセクション」の2つのセクションから構成されています。

リスニングセクション、リーディングセクションの配点は以下の表の通りです。

リスニングセクションリーディングセクション合計
最高点495495990
最低点5510
問題数100100200

ご覧の通り、リスニングセクションとリーディングセクションの最高点・最低点・問題数は同じとなっており、990点満点のテストとなっています。

「問題数が200問なら1,000点満点じゃないの?」といった疑問を持たれる方もいるかもしれませんが、TOEICは1問何点といった加点方式でスコアが算出されるわけではないんです。

この辺りについては、後ほどTOEICの採点方法について紹介します。

各セクションの詳細な内訳

続いて、各セクションの詳細な内訳を見ていきましょう。

まずは、リスニングセクションから。

Part16問
Part225問
Part339問
Part430問
リスニングセクション

リスニングセクションはPart1からPart4までの4パートあります。

Part3が最も問題数が多く、Part1が最も問題数が少ないという特徴があります。

リーディングセクションはこちら。

Part530問
Part616問
Part754問
リーディングセクション

リーディングセクションはPart5からPart7までの3パートあります。

Part7が最も問題数が多く、Part6が最も問題数が少ないという特徴があります。

先ほどの「各セクションの配点」でも触れましたが、TOEICでは1問何点といった採点方式ではないため、各パートごとの問題数から、ざっくりとした各パートごとの割合を把握しておくことは大切です。

試験結果に合否はない

TOEICには英検などのように合否はありません。

スコアという形で英語力が可視化される試験です。

合否がないという点では、比較的気軽に試験を受けることができますので、現時点での英語力を測るには良い試験だと思います。

現状を知ることで、その後の学習プランを立てやすくなりますので、まず手始めにTOEICの試験を受けてみるのもいいでしょう。

TOEICの点数分布

TOEICの配点に関連して、点数分布についても紹介します。

TOEICの点数分布の特徴として、平均点でもある600点前後が最も多い割合となっています。

詳しくは以下の記事で紹介してますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

TOEICの採点方法について

「TOEICの配点について」でも触れましたが、TOEICは単純な加点方式ではありません。

TOEICの採点方法について、以下のトピックを通して理解を深めていきましょう。

  • 統計的計算で採点される
  • 数問間違えても満点を取れる
  • 自己採点方法

こちらも順に紹介していきます。

統計的計算で採点される

TOEICのスコアは統計的計算で採点されています。

TOEICは試験ごとに問題が異なりますので、テストごとに難易度に差が出たりします。

こうなると、簡単なテストを受けた場合はスコアが高くなり、難しいテストを受けた場合はスコアが低くなると、受験者の本当の英語力を測ることができません。

ですので、加点方式ではなく、統計的計算で採点されているのです。

簡単にいうと、受験者全体での偏差値のようなイメージをしていただければ分かりやすいかなと思います。

TOEICの配点で紹介した最高点が990点、最低点が10点なのはこちらがその理由です。

数問間違えても満点を取れる

TOEICでは数問間違えても満点を取れるなんてことが起こり得ます。

理由としては、例えば受験者の正答率が低い問題があったとすると、その問題には配点されないことがあるからです。

つまり、正答率の低い問題を間違えていたとしても、場合によっては減点されず、満点を取れることがあります。

これは先ほど紹介しましたが、TOEICでは加点方式ではなく、統計的計算で受験者の本当の実力を測っているためです。

ですので、分からない問題があったとしても最後まで諦めず解き切ることが大切です。

自己採点方法

TOEICの採点方法を理解したところで気になるのが、TOEIC対策として参考書などの模擬試験など本番を想定した学習をした際の採点方法が困りますよね。

先ほど紹介した通り、TOEICでは1問何点といった配点ではないですからね。

自己採点のよくあるパターンとしては、1問5点として採点する方法です。

TOEICは全部で200問ありますので、1問5点として1,000点満点です。

TOEICは990点満点ですので、若干差がありますが、大まかな点数を把握することができます。

ちなみにこの後紹介するスコア換算表を参考にするのもOKです。

スコア換算の目安

TOEICでは1問何点といった採点方法ではないので、自己採点の際は1問5点で採点することを紹介しましたが、それとは別で正解数を元に大まかなスコアを確認できる表を紹介します。

リスニングとリーディングそれぞれ以下の表の通りです。

リスニング 正解数リスニング 換算点範囲リーディング 正解数リーディング 換算点範囲
96 - 100475 - 49596 - 100460 - 495
91 - 95435 - 49591 - 95425 - 490
86 - 90405 - 47086 - 90400 - 465
81 - 85370 - 45081 - 85375 - 440
76 - 80345 - 42076 - 80340 - 415
71 - 75320 - 39071 - 75310 - 390
66 - 70290 - 36066 - 70285 - 370
61 - 65265 - 33561 - 65255 - 340
56 - 60240 - 31056 - 60230 - 310
51 - 55215 - 28051 - 55200 - 275
46 - 50190 - 25546 - 50170 - 245
41 - 45160 - 23041 - 45140 - 215
36 - 40130 - 20536 - 40115 - 180
31 - 35105 - 17531 - 3595 - 150
26 - 3085 - 14526 - 3075 - 120
21 - 2560 - 11521 - 2560 - 95
16 - 2030 - 9016 - 2045 - 75
11 - 155 - 7011 - 1530 - 55
6 - 105 - 606 - 1010 - 40
1 - 55 - 501 - 55 - 30
05 - 3505 - 15
スコア換算表

少し細かいですが、正解数に対応したスコア範囲をまとめた表になります。

特徴としては、同じ正解数に対してリスニングの方が高いスコアとなる傾向があるようですね。

ちなみに1問5点で計算しても換算点の範囲内に入っていますので、自己採点の際には大まかなスコアを把握するのに役立つかと思います。

効率的にスコアアップを目指す勉強方法

ここまでTOEICの配点・採点方法について紹介してきましたので、最後に効率的にスコアアップを目指す勉強方法を紹介します。

効率的にスコアアップを目指すにはまず現状の英語力を知ることが大切です。

現状を知ることで、どの教材を使って何を勉強すればいいのかが見えてきます。

まずは公式問題集を解くなどして、この記事で紹介した自己採点方法やスコア換算表を元に、現状のスコアを把握してみましょう。

そして、目標スコアに対して何が足りていないのかを考えて調べてみましょう。

目標スコアごとの勉強方法については記事を準備中です。

まとめ

今回は配点・点数配分について紹介しました。

以前までは私自身も知らなかったことがあり、改めてTOEICへの理解が深まりました。

ぜひ今回の内容を参考にしつつ、スコアアップを目指していきましょう。

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